目次とリンクなどなど
カテゴリ
全体 WDW旅行記1999 WDW旅行記1996 WDW旅行記1993 WDW旅行記1991 WDW旅行記1990 WDW旅行記1988 WDW関連ニュース WDW旅行記番外編 テーマパーク雑感雑考 WDWアトラクション WDWリゾート&ホテル WDWトリビア解析 Disneyニュース/話題 その他のオーランドの話題 海外旅行あれこれ編 都市をめぐる話 その他 コンテンツ(目次) 未分類 以前の記事
2012年 03月 2011年 03月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
それでは今回は、アニマルキングダム(Disney's Animal Kingdom)の主要なアトラクションの話をいくつか。
実は、僕たちはこの1999年のWDW滞在中を通じて2回、アニマルキングダムに行っているんです。 というのも、ひとつにはのんびり散策しながらも、当時あったアトラクションやショーは全て制覇しておきたかったということと、もうひとつには最初に行った日の天候が冴えなく“気分がアニマルキングダム!?”には少し物足りなかったので、天候が回復しフロリダの空と気温が戻った後日に、「また行こうよ」ということで。 おかげで、天候が冴えなかった日は比較的すいていたこともあり、あらかた主要なアトラクションを体験し、2回目の時には体験していなかったアトラクションやトレイルの散策などもすることができました。 まあそれはともかく。 キリマンジャロサファリ(Kilimanjaro Safari) 「Africa」ゾーンにある「キリマンジャロサファリ」。もうこれは、言わずと知れたアニマルキングダムのメイン・アトラクションですね。 ![]() 僕たちは、この朝のラッシュ時をはずしたので、わりとスムーズに乗ることができました。 ちなみに、WDWではFastPassの導入にあたって、このキリマンジャロサファリでテストをしたということです。僕たちは普通に並んで、普通にすんなり入れたけど。 このアトラクションは、アニマルキングダムをつくるにあたって、ディズニーのイマジニア(ディズニー社のクリエーター達はウォルトの時代からこう呼ばれます)たちがどうしても実現したかったアトラクションということで、アフリカ・タンザニアの「セレンゲティ国立公園」をモデルにしています。 約110エーカー(約44ヘクタール)のサファリ内には、34種類の動物や鳥たちがいるということですが、なかなか全部をちゃんと“目撃”することは難しいですね。 僕も何種類が見えたのか(もちろん)良く憶えてないのだけれど、たぶん34種類は見ていません。 ![]() それから、この写真のフラミンゴの池の島が“Hidden Mickey”だということ、ご存じでしたか?僕は、そんなことは知らずこの写真を撮ったのですが、いま見てみるとそういえばね、という感じです。 キリマンジャロサファリでは、ドライバーのアナウンスを聞きながら動物たちを見ていくばかりでなく、途中、橋が揺れるとか密猟者云々とか、ちょっとした仕掛けがあってほほえましいのだけれど、どうも僕には中途半端なイベントのように感じました。もうひと工夫あっても良いような。 ダイナソー(Dinosaur) 「Dinoland USA」ゾーンにあるメインアトラクションは「ダイナソー」。 ![]() プレショーでのブリーフィングが終わると、ゲストは6千5百万年前の恐竜が絶滅した時代(中生代)へと時を超えて旅立つわけですが、ゲストが乗り込むライドは「Time Rover」と呼ばれています。 このTime Roverも含めて、ダイナソーのアトラクション・システムは実は、Disney Landのアトラクション「インディアナ・ジョーンズ・アドベンチャー(Indiana Jones Adventure)」と同じアトラクション・システムを使っているんですね。 ![]() そしてもうひとつの特徴は、ライドの軌道がノンリニア(直線的ではない)の組み合わせ軌道(Combination Track)になっているということで、これはどういうことかというと、ライドがいつも同じひとつの軌道(リニア軌道)を走るのではなく、ライドによっては途中で別の軌道に枝分かれして、乗るごとに違うシーンに出会える(最後は同じところに帰ってきます)というシステムになっている、ということのなのです。 僕たちは2回、アニマルキングダムに行って、たしかダイナソーも2回乗ったのですが、全部同じシーンだったのか、違うシーンを行ったのか良くわからなかったなー。 アトラクション内部が暗かったりするし、ライドはガクンガクン揺れて行くし。(背中と首の悪いひとは乗らないようにと注意されます。たしかにそうです) ライドとしては、このように乗り心地のあまり良くないもの(と僕は思う)ですが、5、6回ぐらい乗ると、いろいろとわかるのかも知れません(首がガタガタになるかもですが)。 いずれにしても、この当時の最新のシステムであることには間違いなく、楽しめるアトラクションにはなっています。 ということで、アニマルキングダムのアトラクションの話ですが、まだまだ続くと思います。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-30 19:48
| WDW旅行記1999
今回もアニマルキングダム(Disney's Animal Kingdom)のお話です。
よくこのAnimal Kingdomについて、ここって“動物園”なの?どうなの、という疑問を聞きます。 今回、僕もこのパートを書くにあたって、いくつかの国内やアメリカの関連サイト、ファンサイトのレポートや旅行記を見てみましたが、Animal Kingdomを訪問された経験のある方のなかにも、“動物園”という風に認識されていたり紹介したりしているものがありました。(評価の善し悪しはともかく、ですね) 逆に、アメリカのあるガイド・レポートでは、「ここは動物園ではない」と明快に紹介されているものもあります。 僕も、当然といえば当然なのですが、Animal KingdomをZoo=動物園とは思っていません。 ![]() ですから、“子供だましの動物園”というような辛い評価(実際、それに近いことを書いている日本のサイトもありました)も、いち要素だけ取り出して、それで全体を評価するといった近視眼的なものだと思います。例えば、テーマパークで行われているミニマムサイズのミュージカル・ショーをブロードウェーのショーなどと比べて、レベルが落ちる、内容が薄いからテーマパークは子供だましだ、というようなものです。 ディズニー社はAnimal Kingdomをつくるにあたって、ちゃんとthe American Zoo and Aquarium Association(AZA:全米動物園水族館協会)の認可を取ったそうですが、それはテーマパークであるAnimal KingdomがZooとしてのカテゴリーも持っている、ということだと思います。 結局、最終的にテーマパークを評価するとすると、僕はごく単純に、1日なり半日なりそこで遊んで全体として楽しめたか心地よかったかどうか、また行って遊びたい場所かどうかで判断します。 そこで僕自身が、Animal Kingdomをどう思ったか(どう評価しているか)については、またあらためて書きたいと思います。 (このブログ中で、またあらためて触れますとか書きますとかが、結構たまってきてるような気がしています。いつ書くのだろうね、ホント。忘れないように書きます) また例によって、余計なことを書いてしまいました。 ほんとうは、今日の回はアトラクションについて書こうかと思っていたので、少し触れますね。 Animal Kingdomのメイン中のメインのアトラクションといえば、やはり「Africa」ゾーンの「Kilimanjaro Safari」です。 ゲストたちも、朝いちばんに入場すると、多くのひとたちが「Discovery Island」(99年当時は「Safari Village」)を通り抜けて「Africa」ゾーンを目指すようです。 僕たちは初訪問ということもあって、ゆるゆるとあたりの風景やパークの様子などを楽しみながら歩いて行ったので、「Africa」ゾーンに着いた時には「Kilimanjaro Safari」の列はいっぱいでした。 ![]() これはDiscovery Islandの乗船場からボートに乗り、15分をかけてグルリと河(湖?)を1周、巡っていくというもので(Asiaゾーン行きの半周コースもあったかと思います)、途中に岩場から火がでたり間欠泉が上がったりと、ちょっとした仕掛けがあり、また“Radio Cruise”というぐらいで、Tree of Lifeのてっぺんから放送されているというパーク内ラジオのライブDJが流れる演出がされている。 まあ、Magic KingdomにおけるWDW鉄道みたいなものでしょうか。 ![]() いずれにしても、クローズとなる直前のRiver Cruiseにまず最初に乗ったというのは、多少の幸運だったのでしょうね。 アトラクションがらみの話を書こうと思いつつ、なかなか進まないのですが、まあいつものことです。 ということで、Animal Kingdomの話はさらに続く。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-27 14:35
| WDW旅行記1999
1999年のオーランド、2日目。
朝の天候と気温はまだ冴えなかったのだけれど、アニマルキングダム(Disney's Animal Kingdom)に行くことにしました。 Animal Kingdomはこの前年の1998年に開園。99年にはオープン当初はまだできていなかった「Asia」ゾーンもできて、僕たちが行ったときには一応、フルオープンとなっていました。 ![]() これはMagic Kingdomが(つまり日本のTDLも)約40ヘクタールですから、5倍の広さがあるということになりますね。 この500エーカーのなかで、「Africa」ゾーンのメインアトラクション「Kilimanjaro Safari」が展開される森林やサファリ・エリアだけで、約110エーカー(約44ヘクタール)の広さがあるそうですから、このAfricaゾーンにMagic Kingdomがすっぽりと入ってしまうわけです。 マップを見ると良くわかるのですが、このAnimal Kingdomは典型的な“Hub and Spoke”(ハブ・アンド・スポーク)構造になっています。 “Hub and Spoke”というのは、ディズニーが発明したと言っていいテーマパークの基本的な全体構造のことで、“Hub”は車軸のこと、“Spoke”は自転車の車輪のようにその“Hub”からタイヤに伸びるスポークの意味で、テーマパークの中央にセンターエリア=Hubがあって、そこから周囲にある各ゾーンに“Spoke”が伸びているという構造のことをいいます。 (よく“国際ハブ空港をつくろう”とかいうのは、多くのエアラインがまずそこに到着し、そのハブ空港を経由して他の周辺国や地域の空港に行くという、国際的に中心となる空港のことですね。アメリカでは、各航空会社ごとにダラスだとかシカゴだとかハブ空港を持っています。だからある航空会社を選ぶと、大抵はそのエアラインのハブ空港を経由して目的地に飛ぶことになります。日本の成田は残念ながら国際ハブ空港にはほど遠いですね‥‥‥‥閑話休題) Animal Kingdomでいうと、エントランスプラザ〜入場ゲートから、導入ゾーンである「The Oasis」を抜けて橋を渡ると、“Hub”である「Discovery Island」(99年当時は「Safari Village」)に至ります。ここがパークのセンターになるわけです。 ところで「Discovery Island」という名前は、そう、あの閉園してしまった“Bay Lake”に浮かぶ島「Discovery Island」(オーランド再々1996(その10〜あれこれ話)の「いまはなきディスカバリーアイランド」を読んでみてね)から移って来たんですね。WDWはほっておくと、いつの間にか名前が変わっていたりするので、困ってしまいます。 それで、この“新”Discovery Islandから、橋と道路=“Spoke”が伸びて行き、4つのエリアにいくという構造になっているのです。 そう、基本のかたちはMagic KingdomやTDLと同じですね。また同様に、入場ゲートは1つだけ、ハブ部分にはパーク全体のランドマークとなるシンボル=Magic KingdomやTDLではシンデレラ城、Animal Kingdomでは「The Tree of Life(生命の樹)」を置く、というのも一緒です。 ![]() 僕たちが初めてAnimal Kingdomに足を踏み入れた日の、The Tree of Lifeをバックにしたこの写真には、冴えない空模様、さらに5月のフロリダなのに気温が低く、気分は短パンでなぜか冴えない長袖トレーナー姿の男(僕ですが‥‥‥それに冴えないトレーナー姿と書いたら、あれは結構、値段が高かったのよ、と奥さんに指摘されてしまいました‥‥以上、補足的に書き加えました)が写っています。ほんとうは初めて行った日がクワッと暑いと、盛り上がるんだけどね。 ![]() この樹はもちろん作り物なんだけど(中身は鉄骨)、その幹の表面には、ほ乳類、鳥、は虫類、両生類、昆虫と、地球上のさまざまな325種類もの動物たちが造形されているということです。こういう大胆かつ細かい造形的細工が、実にディズニーパークらしい。 ちなみにほかにも数字的なことでいうと、Animal Kingdomには430万本もの植物が植えられ(すごい数です。日本で動物園やパークを造りたい方は参考にして下さいね)、およそ250種類、1700匹以上の動物たちがいるということです。 あと、このパークの特徴的なことを書くと、パーク・アワー(開園時間)が朝早く、夜も閉まるのが早いということがあります。 僕たちが行ったこの99年の5月では、朝8時から夜7時となっていました。(当時のガイドがあったから、僕の曖昧な記憶ではなく、正しい時間) いま現在、2005年の8月は朝9時から夕方5時、初旬でも朝9時から夕方6時(朝もそれほど早くないゾ)。パーク・アワーは8時間とたいへん短いです。 おそらく、動物たちのケアのことがあるのでしょうね。たいていの動物は夜行性ですから、ストレスなく活動させたいということなのでしょうか。(近年よくある動物園系パークのナイトサファリとかは、動物たちのストレスはどうなのでしょう) 今回は、旅行記というよりお勉強コーナーみたいになってしまいました。(いつも、よく話が脱線するけどね) 最後まで読んで下さった方、ご苦労様です。話は長いわりに一向に進みません。ですから、次回もアニマルキングダムで続く、です。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-26 13:50
| WDW旅行記1999
この旅行記ではよく、ホテル/リゾートなどのダイニングについて、それも朝食について書くのだけれど、それは僕が普段はともかく、こと海外旅行時に関してはことさら朝食を重要視しているからなんです。(それについては良く書くので、もう耳タコです)
それで1999年の旅の朝食はというと、今回のメインの朝めし場所は滞在しているポリネジアン(Disney's Polynesian Resort)の、レセプション棟(Great Ceremonial House)2階にある「Kona Cafe」。 ![]() ポリネジアンにはあと、メインダイニングでキャラクターダイニングもある「'Ohana」もあるのですが、どうもだんだん年を重ねるごとに朝からのキャラクターダイニングは、僕たちにはちょっと騒々しくなってきていて(そこがキャラクターダイニングの楽しいところなのだけど)、まあ朝は静かに食べようやとなったわけです。それにKona Cafeの方が値段もリーズナブルだし。 それからこのポリネジアンには、有名な南太平洋風ディナーショーの「Disney's Spirit of Aloha Show」というのがありますが(99年当時は「Polynesian Luau Dinner Show」)、これは残念ながら参加しませんでした。(もちろん予約制。なまけものなので、事前にディナー予約をして参加しようという気力が足らなかったんだね、きっと) で、キャラクターダイニングはもうこれまでずいぶんと色々なレストランで体験したし、いまの僕たちにはちょっと騒々しく‥‥なんて言っているそばから、実はWDWでも最も騒々しいと思われるコンテンポラリー・リゾートの「Shef Mickey's」のキャラクターダイニングに、わざわざ朝から足を伸ばして行ってしまいました。 ![]() もう、騒々しさが倍増されています。 アメリカ人のゲストたちも、すべて準備万端、朝から騒ぐぞという感じで待ちかまえているようで(いつもいつも、毎日、いまでもそうなのかはわかりません)。 僕たちの隣のテーブルの純朴そうなアメリカ人若夫婦(海兵隊員の夫婦風〜勝手にそう決めておく)もその一員で、その若奥さんが僕の奥さんに「ねぇ、ミッキー来た?いつ来た?また回ってくるかしら?‥‥なんやかんや」と、もうだいぶ躁状態。 ベテラン・キャラクターダイナー(??)の僕たちとしては、それでも郷に入っては郷に従い、無事、楽しんできました。 このレストランではそのほか、スーベニア記念写真も撮ってくれ、至れり尽くせりですから、ディズニーワールドで“これぞキャラクターダイニング”というのを体験したい方は、ぜひ行ってみて下さい。 キャラクターつながりで書くと、今回も奥さんはサイン帳を購入。 そこでWDWのこの年に撮影した、さまざまなキャラクター&サイン風景をいくつか‥‥‥。 ![]() 実にディズニーワールドらしい、楽しい風景。 ![]() いたずら者のプルートも、小さい子どもには実に優しく接してくれます。 ![]() WDWに行くと、うちの奥さんの二大好敵手(グーフィーとね)のひとり(一匹)となります。(奥さんによれば、反撃しているのだそうです) ![]() で、どいつがイウォークなんだ!? というわけで、今回はどうもまとまりがなく‥‥でも続く。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-25 16:09
| WDW旅行記1999
ふつう、この4月末から5月初めという時期はオーランドでは夏の気候が始まる時期で、日本のゴールデンウィーク頃に行くと、昼間はほとんど真夏の気温、服装もTシャツに短パンという“エブリシング・アンダー10ダラー”服で充分。(“アンダー10ダラー”というのは、昔にアメリカ在住の知人に聞いた言葉で、要するに10ドル以下で買える、アメリカ人がよく着ているチープな服装のこと。つまりエブリシング=上から下まで全部10ドル以下の服ということです)
ところが、この1999年は天候不順だったのか、どうもオーランドにしては気温が低いのです。 ![]() 空の色は限りなく冴えず、半袖ではちょっと肌寒い。冬場に来たことのない僕としては、こんなディズニーワールドは初めてだなぁと、今年はどうなることやらです。 こんな日の午前は、Magic Kingdomもすいていたように記憶しているのですが、僕たちは揃って長袖のトレーナーなどを購入する始末。それにしてもオーランドで長袖の服を買うなんて、初めての経験ではあります。 ![]() WDWでカモの親子を見かけるのは、これが2回目です。(オーランド再々1996(その10〜あれこれ話)の「ウィルダネスロッジのカルガモ親子」を読んでね) まあそれだけ、この年は冬っぽい気候というのか何というのか。 午後は気を取り直し、Magic Kingdomで買ったばかりの長袖トレーナーを着てEPCOTへ。 実はこの1999年の3月に、EPCOTでは久々の新しいアトラクションというかパビリオンというか、GMの「テストトラック(Test Track)」がオープンしたんですね。 本当は3年前にはオープンしていなければならないのが、技術的に調整がうまくいかなかったのかスケジュールが伸びにのびて、ようやくこの年に本格稼働ということになりました。そういえば、96年に行ったときに“間もなくオープン!”みたいな看板が出てたよなー。 このTest Track、以前は同じくGMの「ワールド・オブ・モーション(World of Motion)」だったんですね。 ![]() この屋内型ライドによる、オーディオアニマトロニクス演出の典型のようなアトラクションは、僕は結構好きだったのですが(ひとは知らず、僕は総じてEPCOTのアトラクションが好きです)。 まあ、写真でもわかるような、このレトロな雰囲気を持った大型アトラクションもついに命運がつき、90年代後半の当時、最新の技術を駆使しスリル系の要素も取り入れたTest Trackへと生まれ変わったわけです。(その分、3年も遅れてしまったけどね) ![]() このアトラクションの詳しい内容は、他の紹介サイトがいろいろあると思いますので、そちらをぜひ見て下さい。 クルマ開発の様々な技術テストを乗車して体験するという、実にEPCOTらしい演出要素と、屋外に出てからのスピードテストのスリルライド感のドッキングは、単なるローラーコースター系アトラクションにはないスリル感で楽しませてくれます。 ![]() 座席の位置が低いので、時速104キロとはいえ確かに体感的なスピードは早い。F1などは、この3倍以上なのだから凄いでしょうね。 うちの奥さんは怖がりのくせに(乗る前はとても緊張していた)、乗り終わったらとても喜んでいました。ようするに乗る前に怖いというのは、勝手に想像しているからなんだよねぇ。 話は違うけど、よくローラーコースターが苦手なひとというのは、乗っている時に目をつぶったりしてます。僕の感覚で言うと、目をつぶった方がよっぽど怖いと思うんですけど。(つぶろうが開けていようが、怖いものは怖い、という声が聞こえてきそうですが) それはともかく、気候は冴えませんが、テストラン時から故障やトラブルが多いといわれていたTest Trackに無事に乗れたし、初日から大満足。 明日はもうすこし暖かくなってくれないかなあ。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-24 12:56
| WDW旅行記1999
さて今回のディズニーワールド滞在は、「ポリネジアン・リゾート(Disney's Polynesian Resort)」ということになりました。なぜこのポリネジアンに滞在したかったのか、今回ここを滞在先に決めたのかは前回に書いていますので、良かったら読んでみて下さい。(Polynesian Resortについては、88年当時から“ポリネシアン・リゾート”ではなく“ポリネジアン・リゾート”という現地の発音が耳に付いており、当ブログでもそう表記します)
このリゾートは、WDW内の直営ホテル/リゾートのなかでもかなり特徴あるリゾートなのですが、まず第一に1971年開業(WDWオープンと同じ)という、コンテンポラリー・リゾート(Disney's Cotemporary Resort)と並んでディズニーワールド最初期からあるホテルであるということ。 ![]() またマジックキングダム・リゾートエリアにあるホテルとして、コンテンポラリーやグランド・フロリディアン(Disney's Grand Floridian Beach Resort)と共にSevenseas Lagoonを周遊する専用のモノレールに直結し(レセプション棟2階に駅がある)、Magic Kingdom前まできわめてスムーズかつ快適に行けるというアドバンテージも、いまだ大きな魅力のひとつだと思います。 このポリネジアンでは、各宿泊棟に“TAHITI”とか“TONGA”だとか、南太平洋ゆかりの名前がついていて、僕たちが滞在したのは“PAGO PAGO”という名(パゴパゴはアメリカ領サモアの島)の棟でした。 ![]() ![]() 僕たちの“PAGO PAGO”棟は“RAPA NUI”棟(イースター島のポリネシア語名称)に変わっています。そのほか、例えば99年マップのいちばん左下にあった“TAHITI”棟は、下のマップではいちばん右上に移動しています。 何故なんでしょうねぇ。支配人が気分で時々変えているんでしょうか。それとも南太平洋の潮流と共に実は島が移動するとか、深い意味が込められているのでしょうか。ナゾです。 興味のある方は、マップをそれぞれクリックして拡大して見比べてみて下さい。多少、ヒマつぶしになるかも知れません。 ![]() ほんとうはビーチ前のラグーン・ビューの部屋がベストだったのだけれど、さすがにそれは予約が取れずガーデン・ビューでも良しとしましょう。この写真はもちろんディズニーの資料写真ですが、部屋のなかはこんな感じ。 さすがに最も古株のホテルとあって、ルームインテリアやベッドなどはくたびれているのは、まあ仕方がない。これまでWDWで僕たちは、出来たばかりのリゾートに滞在することが多かったので、さすがに古ぼけてるなあというのが素直な印象でしたけれど。 ![]() この写真は、やはりアメリカのあるサイトから見つけてきた、ポリネジアンの新しいゲストルームのモデルルーム写真だそうです。 なかなか明るくて、高級感と華やかさをポリネジアンらしく演出したいという感じの部屋のようですね。 またまた今回も長くなってしまいました(余計なことを書くから)。 ところで僕たちの部屋は、ノンスモーキング・ルーム。 以前、オールドキーウェストでは、頼んだら“はーい”という軽い感じでホテルのひとが灰皿を調達してきてくれたんだけれど、それも1993年のこと。99年となっては時代も変わり、それも難しそうで。 でも、ということもあろうかと、僕は今回、ポケット灰皿を日本から持参していったんだよね。(哀れなヘビースモーカーの悲しい知恵!) それでこっそりゲストルームのベランダで一服。ああ落ち着くけど、これってディズニーワールドのホタル族ですか‥‥‥‥。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-23 14:38
| WDW旅行記1999
今回から、オーランドの旅1999年編です。
前回の訪問から3年。初めての1988年から90年、91年と続けて行く機会があり、その後の93年、前回の96年、そして今回の99年とちょうど3年ごとに、ウォルト・ディズニーワールド(WDW)を中心としたオーランドの変化を、体感して楽しんできたことになります。 世の中は20世紀最後の年で沸き返り、僕たち(僕と奥さん)も20世紀最後のオーランド旅行に行くことになりました。 さて、この間、ディズニーワールドやオーランドではとても大きな変化がありました。 それはもちろん、この前年の1998年に「アニマル・キングダム(Animal Kingdom)」がオープンしたことです。 ですから、この99年の旅の目玉というか、第一のテーマはAnimal Kingdomに行くこと。 それからユニバーサル・スタジオでも、隣りに第2パークの「アイランド・オブ・アドベンチャー(Islands of Adventure)」ができ、全体で「ユニバーサル・オーランド・リゾート(Universal Orlando Resort;UOR)」となりました。 ここもぜひ行ってみたい。 ということで、今回は僕たちには珍しく、行く前からすでに目的が2つもできてしまったわけです。(いつも、出発前にはほとんど予定を決めないはずが、です) この旅行記ではこれまで時々、日本からのゲストとWDWについてに触れてきたわけですが、80年代〜90年代初頭の視察来訪時代(怪しいゲスト時代)、90年代中盤にかけての一般の日本人ゲストとWDWとの出会い時代を経て、たぶんこの90年代後半というのは本格的な日本人ゲスト来訪時代の始まり、と僕は勝手にみています。 いまはその段階がかなり成長してきていると思うのですが、いずれにせよ、多くのゲストの方たちにとってオーランドというのは、WDWとUOR、それにシーワールドを加えてメジャーな“7つのテーマパーク”というのが当たり前ではないでしょうか。 そのうちの2つが、この98年〜99年に増えたことになります。 僕が最初に行った1988年では、WDWに2つ、ユニバーサルはなくてあとシーワールドの1つの“計3つ(そのほか周辺の小〜中規模施設はあったにせよ)だけ”ですから、まさに隔世の感というわけです。 さてさて、相変わらず前置きが長いのですが、実はこの1999年の旅、僕にとってはもうひとつ狙いというか、目的というかがありました。 それは、あの「ポリネジアン・リゾート(Disney's Polynesian Resort)」に滞在するということです。 ![]() ポリネジアン・リゾートは、「コンテンポラリー・リゾート(Disney's Cotemporary Resort)」と並んでWDWの最初期からあるリゾートであり、昔は全米のゲストにとってWDW=オーランド地区では人気No.1 のホテルだったそうです。 僕が初めて行った1988年でも、本格的なリゾートホテルはこの2つに、この時もうすぐオープンというばかりの「グランド・フロリディアン(Disney's Grand Floridian Beach Resort)」の3つのみ。そのほか、いまはなき「ディズニー・イン」とビラスタイルの「ビレッジリソート・ビラ」それにキャンプヤード+コテージの「フォートウィルダネス」があるだけでした。 (このへんのアコモデーションの変遷についてはオーランド再び1993(その8〜アコモデーション)で書いています) そのなかで僕は、このフロリダのテーマパークの中になぜかある、南太平洋風のポリネジアン・リゾートには“ぜひ一度は滞在してみたい”と思ったわけです。 ![]() この写真は、88年当時に僕が写したものですが、こんなリゾートに滞在しながらディズニーワールドで毎日遊びたいナー、と単純に考えたわけです。 それから11年がたって、ようやくこのリゾートを思い切って予約してみることにしました。単純な思いを、11年持ち続けていたんですね。 かつては最も予約が取りにくいという話を聞いていたホテルですが、この99年ぐらいになると直営ホテルもやたら増えているし、まあもう取れるんじゃないかなぁ、と。 結局はそんなおおげさな話ではなく、ホテルに直接予約を入れて、実にすんなりと部屋をとることができました。今回も日本のゴールデンウィーク時期ということで、向こうではオフシーズンですから、それほどの混雑状況ではなかったということもあったのでしょうね。 というわけで、ポリネジアン・リゾートも予約でき、行き帰りの便も予約したので、いざ出発です。おまけに今回は、すでに2つもターゲットがすでにあります(ふつうは、ちゃんとたくさんの目的や、もっと詳しい予定を立てて行くべきなんだけどねー)。 さてさて、それでは今度の旅はどうなるのでしょうか。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-22 17:55
| WDW旅行記1999
1996年のオーランド旅行記も、そろそろ終了とすることにします。
僕はこのブログで、1回の旅行記について10話ぐらいを目安にしているのですが、96年分は今回で11話目。 ですから、最初の1988年から、90年、91年、93年、96年と5回分、だいたい50話近くを書いて来ました(少し足らないんだけど)。 僕の書いているお話は、あくまでその行った年で強く記憶に残っていることや、その当時のエポック的なこと、またはその年ごとの僕にとっての特別な体験、などを中心にしていますので、ディズニーワールドでこれまで触れていないことや、例えば書いていないアトラクションなど、とてもたくさんあります。 まあアトラクションについては、どんなものなのとかは色々と紹介されているサイトが多くあるし、僕の基本としては内容については敢えてあまり書かないことにしているのですが。 そういったわけで、もしこの旅行記を丹念に読んでいただいている方が万が一いらっしゃったとして、どうもこれを書いているヤツはわざわざオーランドに行っても偏ったことばかり、マイナーなところをわざわざ探して体験しているなぁー、などと思われるかも知れません(そういう側面はまったくは否定できないけど)。そういう意味では、あまり役には立たないブログという気も自分でしています。 でも、もちろんオーランドに行ったら、WDWの各パークやユニバーサルスタジオのアトラクションはだいたい廻っているんですよ。最近、触れることの少ないEPCOTのFuture Worldの各館だって毎回行ってるし。(言い訳をしてどうする、なんですが) ![]() もちろんテーマパークというのは、たくさんの来園者に一定以上の楽しい体験を提供するようにつくられているわけですし(結局、一定以下しか提供できなくて、ポシャッたパークが日本にもたくさんありますけど)、お客さん側もそれに乗っかることが心地よかったり楽だったりするところに、最大の利点があります。 だから、海外旅行でいえばパッケージツアーに似ていないこともなくて、それに参加さえしてしまえば、限られた時間を最大限に使った体験を味わせてくれる良さというのは、決して否定できません。 ですがそれとは反対に、例えばこのホテル、この街にはもう少し滞在してみたい、とか、もうちょっと自分のペースで自分なりの特別の体験をしてみたい、といった自分の時間や行動を余裕を持って使う個人旅行の良さもありますよね。 そんな、パッケージの利点とわがままな個人的体験の両方を提供してくれるのが、テーマパーク・リゾートでいえばオーランドだったり、ディズニーワールドであったりすると僕は考えています。 オーランド、WDWというのはですから、そういう点も含めてテーマパーク・リゾートの世界で唯一の壮大な実験場だと思います。80年代から始まって幾度も訪れてしまっている僕なんかは、格好の実験サンプルです。 このサンプルゲストが、あっちはどうだろう、ここはどんなことができるのなどと実験場が拡大していくたびに訪れて動き回っているわけですが(それほど熱心な動きはしませんが)、少しも制覇しきることができない。 ウォルト・ディズニーが考えたのとは少し違うけど、成長し続ける幸せな実験場であることは間違いありません。そのためには、あれだけの規模と内容、膨大な投資が必要ですけど。 もし日本にそういった場所ができたらどうだろうと、僕はいつも考えるのですが、いろいろな制約や条件的に不利な点も多いし無理そうですね(特に土地の広さ、地価、ノウハウの不足、テーマパークやリゾートに対するつくる側の考え不足などが致命的ですけど)。 1996年の旅行記と少し離れたことを書いてしまいましたが、オーランド行きも数えて5回目ともなると、だんだん欲張りになるし、余計なことも書いてしまうわけです。 (この手の話は、また別に回をあらためて書こうかとも思っています) そんなこんだで(強引ですが)今回も約1週間余り、幸せなつかの間の日々を送って、日本に帰国ということになりました。 さて、次回からは1999年の旅。20世紀最後のオーランド旅行記だなぁ。 もう99年ぐらいになると、オーランドに行かれた日本人のゲストも飛躍的に多くなるし、いろいろなサイトで紹介されているディズニーワールド関連の旅行記もたくさんあります。 ディズニーワールド旅行に役に立つ情報源はそちらにまかせるとして、さて僕と奥さんの、きわめて個人的なWDW体験はどうなるでしょうか。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-20 14:43
| WDW旅行記1996
オーランド行きをはじめ、海外、国内を問わず旅行に出かけると、それほど大したことではないけれど記憶に残ることが必ずいくつかはあると思います。
今回は、1996年のWDW旅行で、いまも記憶に残る小さな話をいくつか。 グリーンソルジャー対イエローソルジャー オーランドに行くと1週間の間に、たぶん1回か2回は雨に降られます。でも、フロリダの雨はにわか雨(シャワー)の場合が多いので、すぐに通り過ぎて晴れた空が戻ってくる。 ![]() その時間帯は、ちょうどパレードが始まる時刻。この96年のMGM Studioのパレードは「トイストーリー」です。 ところでディズニーワールドでは、雨が降ってくるとゲストはみんなポンチョ式の雨合羽をかぶります。傘などはささないんですね。持ち歩くのはあほらしいし、雨も普通はすぐあがるし。 それで、その時もMGM Studioにいたゲストは、僕たちを含めみんなポンチョを身につけたのですが、WDWで手に入れたポンチョはぜんぶ黄色。トイストーリー・パレードを見るために集まったゲストは、ほぼ全員が黄色のポンチョ姿で、あたりは黄色だらけ。 すると、そこにやってきたのは、トイストーリー・パレードのおもちゃのグリーン・ソルジャー部隊。 いちばん高いところに立つ部隊の司令官は、ずーっと大声を張りあげながらのパレードなのですが、僕たちゲストを見ると「おーい、きょうはおまえたち黄色の部隊ばかりだな。緑の部隊はいないのかー」とかなんとか(奥さんの翻訳による)。 即妙のアジテーションは、ゲストにはおおうけでした。 (この写真は、別の日にまた行った時に写したものです) ウィルダネスロッジのカルガモ親子 ディズニーワールドは人間がつくったものばかりに目が行きがちなんだけど、東京の山手線の内側よりも広いというその敷地は、まだまだ大半が開発されていなくて(というか、そのまま残されていて)自然が実に多いんです。 だからフロリダに生きる動物たちも、敷地内にたくさんいます。 ウィルダネスロッジに滞在している僕たちが、いつものようにロッジ内のWispering Canyon Cafeで朝食を楽しんでいると、どうも窓際の方でレストランスタッフやゲストが妙に集まっているのが見える。 ![]() こちらはそれを見ながら、ゲストとレストランスタッフが一緒になってわいわいガヤガヤと。 みんな朝からひまダネー。でも、ほんと、ウィルダネス(Wilderness)なロッジにいる気分の朝のひとこまでした。 ちなみにこの写真は、やはりウィルダネスロッジの敷地内で散歩していたときに写したもの。こんな鳥が(サギかな?)ホテル横の水辺にいるんですね。 いまはなきディスカバリーアイランド 自然や鳥といえば、現在は残念ながら閉鎖されてしまった「ディズカバリーアイランド(Discovery Island)」。 この島は、位置的にはMagic Kingdom前の湖“Seven Seas Lagoon”とつながって、その隣にある“Bay Lake”のほぼ真ん中にぽっかりと浮かんである小さな島で、ウィルダネスロッジからも近いので、僕たちは行ってみたわけです。 ![]() しかし、日本からのゲストでもこのディスカバリーアイランドを訪れた方はとても少ないかと思いますが、この“ミニパーク”、実はアトラクションやショーといったものは無いに等しいんです。 ![]() あとは、島のなかを巡って動物たちと出会えるトレイルコースと、売店などのちょっとした施設のみだったと思います。 まあ、90年代ぐらいになるとWDW全体のなかでは、行く対象としてはだいぶ順位は低いでしょうね。 僕たちもこの島を訪れたのは、このときのたった1回だけだったのですが、自然好き、のんびり好きの僕としては結構、楽しめました。 トレイルを歩いてどんな動物たちを見たかは、記憶力の貧弱な僕としてはあまり憶えてないのですが、このマップや他の資料を見るとオウムくんのほか、イーグルやペリカンなどアメリカ大陸の大型の鳥をはじめとした様々な鳥たちや、フラミンゴ・ラグーンにいるフラミンゴ、トートイズ・ビーチの大型の陸ガメ、キツネザルといったアフリカ・マダガスカル島から連れてきた動物やその他小動物たち、などなど。 そうそう、ピンクフラミンゴは僕の記憶にも残っています。 このディスカバリーアイランド、実はオープン前の構想としてはスペイン海賊とその砦などをモティーフにした「トレジャーアイランド(Treasure Island):宝島」という名のミニ・テーマパークとして、“ちゃんとした開発”をしようとしていたようなんですね。そう、あの「カリビアン・パイレーツ」の島です、たぶん。 でも結局は、大切な自然を活かして、それをゲストに体感してもらえるようなディスカバリーアイランドにしたわけです。 それも、1999年7月にクローズとなってしまいました。 もちろん、Animal Kingdom(1998年オープン)との兼ね合いもあったのでしょうが、ちょっと残念です。 この島の良いところは、訪れるゲストも少なく、亜熱帯の自然や動物たちを眺めながらのんびりと散策できたところ。(人気がないから、ゲストが少なかったんだろうけど) そのある部分は、Animal Kingdomに引き継がれていると思います。 いずれにしろ、昔のディズニーのテレビ番組や映画でもわかるように、ディズニーと自然や動物とは、実は切っても切れないのです。 WDWが他のディズニーパークと少し異なるところのひとつには、そういった側面があるんですね。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-19 16:55
| WDW旅行記1996
みなさんは、「気分はEチケット!」というフレーズをご存じでしょうか。
少し年輩の方なら、記憶の片隅にあるかも知れませんね。 ![]() そしてこのフレーズにある“Eチケット”というのは、実はディズニーランドにあるトップクラスのアトラクションに乗るためのチケットのことで、その頃まではディズニーランドも、アトラクションごとにチケットを購入しなければならなかったんですね。 だから、サリーさんが「気分はEチケット!」と答えたとき、全米の多くの人たちは「ああ、サリーは、とびっきりクラスの体験をしたんだな」と了解できたのです。 その後、ずいぶんと以前から、こういったアトラクションごとのチケットは廃止されて、いまはアトラクションに関しては全てがインクルーズされたパスポート方式(ワン・ペイ方式)です。 他のテーマパークでも、現在はだいたいが入園料込みのワン・ペイですが、遊園地・アミューズメントパークでは、個別のチケット方式がいまだに残っているところもあります。これは、もちろん最新の遊具やアトラクションに高い料金を設定できるということもありますが、低いクラスの遊具でも安い料金でコツコツ稼ぐというのをやっているわけです。 ところで、ディズニーではEチケット=最高クラスということで、体操競技のようにD、C、Bと難度(とびっきり度)が下がっていくわけですが、当時、それがどのように区分されていたかは、僕もよく憶えていません。もちろん、スペースマウンテンなんかがEチケットだったんですね。 現在は、どれがEチケットで、どのアトラクションがこのランクというのは、もうわからなくなっています。 この旅行記の1996年当時でいえば、MGM Studioの「The Twilight Zone Tower of Terror」は完全にEクラス。 でも僕としては、その下のDクラス、Cクラスの(と思われる)アトラクションも結構、好きだったりします。 1996年に行った当時の新しいアトラクションでいえば、これはディズニーワールドではなくユニバーサルスタジオなんだけど、「ツイスター(Twister Ride it Out)」というアトラクション。 ![]() テーマは、あの竜巻映画「ツイスター」。 その竜巻を、アトラクションのなかで再現して体験してもらおうというもので、これがなかなか良くできていると僕は思っています。 ![]() ちなみにこの写真は、かなりおおげさになってますけどね。 この「ツイスター」のように、結構、巧みにできていて、しかも勝負が早い(??)というのもDクラス以下のアトラクションのよいところです。 この当時のWDWでは何かなぁというと、Magic Kingdomの例の「エイリアンとの遭遇(The ExtraTERROR Alien Encounter)」でしょうか。 このアトラクションは1991年の旅行記「オーランドへの旅1991(その8〜The old-time Magic Kingdom)」でも触れましたが、(すっごく怖がりの)うちの奥さんにとってはワーストクラスのおどかしアトラクションです。 ![]() そして人間が移動してくるはずの装置で、遠方の惑星から送られてきたのは、あのエイリアン。装置を見守っていたゲストは、真っ暗闇になってしまったホールのなかで、座席に固定されたまま、わけもわからず、すぐ近くにいるかも知れないエイリアンに怯え、恐怖のどん底に落とされる‥‥‥というような内容です。 ちなみにこの絵は、アトラクションにインスパイアされて描かれたアートということで、アトラクションの内容とは違います(とくにエイリアンの姿かたちとかね)。 エイリアンが転送されてきても、ゲストは暗闇のなかでその姿をはっきり見ることができず、床が揺らされたり、首筋に(エアーで)エイリアンの息らしきものが吹きかけられたりと、要するに出るぞでるぞで、よくわからないまま終わるお化け屋敷みたいなアトラクションで、僕もどうなのかなぁとは思いつつも、かなり怖いことは怖かったりするのです。 ![]() 僕たちはWDWに行くたびに、2回か3回ぐらい体験していますが(なんと奥さんも、このアトラクションは嫌いっ、とかいいながら一緒に体験しています)、なんだかなーと思いながらも妙な魅力(というか、なんというか)を持ったDクラス・アンダーのアトラクションでした。 このようにDクラス以下(と思われる)アトラクションというのは、Eクラス・アトラクションより早く消えていくことも多いのですが、例えば「ピーターパン」や「白雪姫」のように、いかにも昔ながらのまま、いつまでも残っていて欲しいものもあります。 テーマパーク、とりわけディズニーのパークは全てが“Eチケット”ではない方が僕は良いと思っていますし、WDWではいつも書いているように、“のんびり気分でDチケット”や“子どもごころでCチケット”みたいなことが大切のような気がしていますが、みなさんはどう思われるでしょうか。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ▲
by oldwdwfan
| 2005-08-18 16:52
| WDW旅行記1996
|
ファン申請 |
||