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東京都現代美術館で開催されている「ディズニー・アート展」に、17日の日曜日にようやく行ってきました。
D-mateさんのブログで混雑の様子を事前に教えていただいていたので、人がやたらと多い場所がきわめて苦手の僕と奥さんは“覚悟”のうえでの見学に。(そんなに気張らなくても良いのですが) せめて少しでも空いている時間帯にと、朝10時の開館時間前に到着するよう清澄白河駅(半蔵門線)を目指したのでした。 首尾よく開館少し前に到着。いやー、もうずいぶん並んでましたね。困ったものです。(僕たちもその一員なんだけどね) 館外の道路まで並ぶ列に前売りチケットを持っていない僕たちとしては、はてさてという感じだったのだけれど、それでも開いてみるとチケット購入の列、入館の列と比較的順調に進み、10分ぐらいで中に入ることができました。あーよかった。朝から来た効用⁉ ということで、無事入館できたディズニー・アート展ですが、総合的な感想としてはやはり満足できるものでした。 なかでも、多くのコンセプト・アートやストーリー・スケッチを観ることができたのはよかった。 スリーピング・ビューティをはじめ、ウォルトの時代のセル画(セル・セットアップ)は複製などで(時にはオリジナルで)目にすることがあるのだけれど、作品製作前のコンセプト・アートやストーリー・ボード、スケッチを実際に観ることができる経験は少ない。 製作前に想を練るコンセプト・アートはまさにアートとして美しく、またストーリー・スケッチはアニメーションらしく躍動感に富んでいて、どちらも映像作品として昇華される前の機能的なものなのだけれど、すでにその段階からディズニー作品であるという主張に満ちたものでした。 今回の目玉であると僕が思っていた、アイヴァンド・アールさん制作・ディレクションのスリーピング・ビューティのコンセプト・アートや背景画は期待どおり素晴らしかったし、ディズニーのアニメーション・リサーチ・ライブラリー(ARL)から今回のアート展のために持って来られた作品、特にメアリー・ブレアさんの個性あるコンセプト・アートも良かったです。(メアリー・ブレアさんはイッツア・スモールワールドのアトラクション・デザインでも有名ですね) また僕としては、以前にこのアート展が始まる前に書いた記事(ディズニー・アート展とスリーピング・ビューティ)のなかで触れたディズニーの“ナイン・オールドメン”のコーナーがあったのも嬉しかったです。 ナイン・オールドメンについては以前の記事を参照していただくとして、ウォルトの時代の作品づくりを支えたこの9人のアニメーターたちの作品、作風がそれぞれに紹介される機会は滅多にないのではないかと思います。 僕自身も、どのキャラクターが誰の作品でというのがはっきりとは理解していなかったのだけれど、今回のひとりひとりの作品展示でその一端があらためて紹介され、おなじみのキャラクターに表現されたそれぞれの個性と、また同時にディズニー作品としてのひとつの世界に融合して生命を与える各自の役割や存在感の大きさが多少ともわかる展示になっていました。 今回のアート展では映像展示もいくつか用意されていましたが、いやー、ダリの「ディスティーノ」はなかなか良かったです。 ダリの絵画が持つ世界の広がり、寂しさ、哀しさなどがアニメーションとして良く表現された作品だと僕は感じました。 かつて1945年に、ダリ自身がウォルト・ディズニーに共感したところから始まったものとはいえ(実際には2003年になって完成)、アメリカのディズニーがつくるダリというのはどうなのかなーとも思っていましたが、期待以上に良い作品になっていました。 さて、そんなこんなで無事、ディズニー・アート展を見終わったのですが不満をひとつあげるとしたら。 入場後に3階に行き最初の展示室に入るわけですが、1960年に日本にやってきて45年後にその眠りから覚め千葉大から発見された貴重な作品の展示が、この最初の部屋から始まるという導線になっています。 それは展示ストーリーとしては良いのだけれど、如何せん展示室が狭く、また最初の部屋ということで入場者が滞留してしまう。作品を見にくいこと、おびただしいのです。 おそらく主催側もこんな混雑を予測していなかったのかも知れませんが、それにしてもせっかくの作品をゆっくり観ることができない。 特に僕としては、作品展示の目の前を歩くずらずらとした人の流れに乗って鑑賞するということが苦手でして、どんなミュージアムや作品展などにしても、作品や展示から少し距離を置いて眺めて行き、気になると近寄るという、いわばタテ運動式の鑑賞の仕方をしてしまう。 作品の展示壁近くを横切ってどんどん移動して行く、ヨコ運動式とはどーも相容れないのですね(それはアンタが流れに逆らっているのでしょ、というご批判はあるでしょうけど)。 この第1室では、どーも僕のタテ運動式鑑賞方式も発揮できず、僕としてはせっかくの千葉大発見作品群をゆっくりと観ることができませんでした。 展示室を進んで行くうちにヨコ運動式の人の流れがだんだん途切れて行ったので、僕はようやく自分のペースを確保することができたけどね。 さて、今回のディズニー・アート展のおみやげ。 ふだんあまりこの手のお土産は買わない僕たちですが、ひとつはこのアート展の図録を購入。 これはなかなか良い出来です。 それから左の写真の左側は、オーロラ姫ファンの奥さんが購入したスリーピング・ビューティのクッキー。なかにストーリー・スケッチのカードが入っていて喜んでおりました。 右側は、アート展の1階で行われていた子どもたち向けコーナーで配られていた、ミッキーのソーサリーハットのペーパークラフト。 奥さんが見ていたら親切な係員のおねーさんが、子ども連れではない僕たちにも渡してくれました。(じつは奥さん自身がこの手のものが大好きで) ペーパークラフトにはオーロラ姫のティアラもあったようなのですが、どうももう品切れみたいでした。 展示会場を出てみると、いやー並んでましたね、すごい列。表示では70分待ちだとか。開館どきに来て良かったなー。たぶんこの時間帯に来てこんな列と70分待ちの表示を見たら、僕としては回れ右してそのまま帰ってしまいそーだなあ。(じゅうぶん、あり得ます) 僕たちはせっかくだからと、同時に入場できる現代美術館の常設展にも入ってみました。 うーん、空いている。 僕たちが入った時は僕たち以外の入場者、おそらくだいたい3組6名ぐらい。ふーむ。 僕もあまり現代美術は得意ではないのだけれど‥‥‥‥。 こんな環境でディズニー・アート展が観れたらねぇ。(わがままですけどね) ということで、ようやくと鑑賞を終えた僕たち。 帰りがけには清澄白河駅や深川江戸資料館(5月に行きました。GWのミニ散歩旅)にほど近い、大正時代創業のお蕎麦の日吉屋さんで深川丼とおそばのセットの昼食。 深川丼も十割そばも美味しかったなぁ。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-09-19 11:52
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