目次とリンクなどなど
カテゴリ
全体 WDW旅行記1999 WDW旅行記1996 WDW旅行記1993 WDW旅行記1991 WDW旅行記1990 WDW旅行記1988 WDW関連ニュース WDW旅行記番外編 テーマパーク雑感雑考 WDWアトラクション WDWリゾート&ホテル WDWトリビア解析 Disneyニュース/話題 その他のオーランドの話題 海外旅行あれこれ編 都市をめぐる話 その他 コンテンツ(目次) 未分類 以前の記事
2012年 03月 2011年 03月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
昨日の9月15日付け日経新聞夕刊、1面の「アンチエイジング」という特集記事。副題は「テーマパーク」でした。
記事内容を読むと、TDRの熟年層集客策の紹介。 「‥‥‥(TDRにも)若者や家族連れに交じり、熟年層の姿が目立つようになってきた」云々。 金沢市からきた某夫妻が(何故か)「タワー・オブ・テラー」を見上げながら楽しげに語らい、20年前以来の来園を楽しんでいる姿を紹介する。 またTDSの四季折々の植物紹介無料ガイドの配布や、8月末までの期間限定で行われた植栽を紹介、案内する園内ツアーの実施、またシー内3店舗で提供される低カロリーの「ライト・キュイジーヌ」と呼ぶコース料理の紹介などを行った後、 「若者が独占していたテーマパークに熟年層に気軽に足を運べる環境が整ってきた」 と結んでいる。(以下、テーマパークとは関係ないJTB主催の「脳トレツアー」の紹介などが続く) この記事がどのようなモチベーションやしかけで書かれているのかについては、特に詮索はしません。(まあおそらく、ご想像の範囲では) テーマパークが熟年層の楽しめる場所である、という点についても僕は基本的に賛成です。 (フロリダのディズニーワールドについてこれまでに書いてきたなかでも、僕は幾度か、ちいちゃな子どもからお年寄りまでがそれぞれにゲストとして楽しむ良さについて触れていますので) だけどこの特集記事の先ほどの結び「若者が独占していたテーマパークに熟年層に気軽に足を運べる環境が整ってきた」については、少しひっかかる。 ここでいうテーマパークとはほとんどTDRにイコールと解釈して良いのだと思うけど、本来、ディズニーパークはウォルト・ディズニーが想い描いた通り“ファミリー・エンターテインメント”の場所であるはずです。 “若者が独占していた”という状況は果たしてどうしてつくられてきたのでしょうか。 以前に、TDLがはじめて浦安に誕生した当初、ディズニー側(アメリカ側)のマーケティングは小さな子どもたちが主対象であったところ、日本側はもう少し上のティーンエイジャーとした、というような話を耳にしたような気がします。(正確ではないかも知れません。間違っていたらすみません) 昔からオーランドに行くと、主にティーンエイジャー=ユニバーサルで、WDWは子どもたち、ファミリー、大人のカップルや中高年以上、といった印象が僕にはあります。 思えば、テーマパークに限らず日本のマーケティングはあまりにもティーンに偏りすぎている、というのは僕だけのいまさらの指摘ではないでしょう。 ティーン主体の文化やトレンドが悪いというわけでは決してありません。それによって独特のキッチュな文化が日本に生まれたのも事実です。 しかし、あまりにも子どもっぽすぎる場合も多々見られます。(ここでいう子どもっぽいとは、一部の若者や大人に受けがちな子どもっぽさという意味です。特に民放テレビの番組には多く感じられます) WDWでの経験をもとにした僕的な視点から云うと、ディズニーパークはまず小さな子どもたちのもの、それからその子たちを見守りながら安心して一緒に遊べる家族連れのもの、そして若者たち、大人のカップル、熟年老年層など多世代のもの、と思っています。 ![]() もう中高年世代である僕のアンチエイジングという観点からすると、テーマパークについて言えばそういった小さなこどもたちから始まる多世代が一緒に楽しめる環境というものが、とても大切なような気がします。 日経記事で紹介されていた、熟年層向けのお花や植物を楽しむプログラムというのも悪いとは言いませんが、例えば以前の淡路や浜名湖での花博における熟年(特に女性層)集客の成功や、植物関連イベントなどにおける中高年女性人気などに、どうも安易に乗っているような印象も受けます。 それよりもTDRはディズニーパークとしての、小さな子どもから少年少女のこころを忘れかけている熟年までが同じ場所でそれぞれに楽しめる、本来の世界をリ・イマジニアリングしてほしい。 子どもや若者時代からディズニーやテーマパークに親しんで来た大人たちのアンチエイジングには、テーマパークは有効であるという意見に僕は基本的に賛成します。 そういう熟年層が入りやすい、導入プログラムみたいなものを工夫するのも良いと思います。 しかし、東京のディズニーパークのポリシーとして、熟年層にもどう楽しんでもらいたいのかについてはまだまだ端緒のような気がします(僕がその辺について多くを知っているわけではありませんが。あくまで印象です)。 僕も多少、年を食ってくると(かなりという話もあるけど)、いくら自分のなかの少年的こころを沸き立たせても、どーも若者たちや小さい子連れの若い親たちが、周りを押しのけダッシュをしたり、あっという間に場所取りしたり、または押し合いへし合いするような(勝手にそういう印象を持ってしまう)場所には、足を遠のけてしまいがちです。(これは僕の個人的な気分なんだけどね) 事業収支的には、いつも大混雑するようなテーマパークは一面、正しいといえば正しいのですけど。なかなか難しいですね。 (だんだんブログに書く内容が、口うるさいじいさんのようになってきてはいないかと反省しつつ) 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。 ■
[PR]
by oldwdwfan
| 2006-09-16 17:07
| テーマパーク雑感雑考
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||