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東京では昨日から引き続き、とっても暑い真夏日になっています。
温暖化どころではなく、いきなり亜熱帯化。雨期の東南アジアを思い起こさせる高湿度。苦手です。 さて話は変わるのですが、当ブログがお世話になっているエキサイトブログ。そのネームカードという機能のなかにあるアクセス解析の状況については以前にも書いたことがあるのですが、当ブログにたどりついていただいているリンク元に関しては、じつは圧倒的にグーグル経由が多い。 で、エキサイトブログのアクセス解析には、当ブログのエントリに来ていただく直前の検索ワードのランクも集計されていくのですが、今月に入ってそのランクに異変が‼ 従来は、まー当然というか「ディズニーワールド」とか「WDW」というワードが上位にあるわけですが、それが昨日付けで、なんと1位が「大阪たこ焼きミュージアム」⁈ それでもって2位が「たこ焼きミュージアム」で、5位に「たこ焼きテーマパーク」。ふーむ。 それは、先月に書いたこのエントリ「パイレーツを巡る議論など」のなかの、冒頭の振りの記事を検索していただいているということなのでしょうね。 「大阪たこ焼きミュージアム」は、ユニバーサルスタジオ・ジャパン(USJ)のシティウォークにできた国内初のたこ焼きの“フードテーマパーク”ということですが、これもふくめ最近、いろいろと新しい話題を提供するUSJ。 先日には、読売新聞などが「USJに来春、ジェットコースターが登場」という記事を配信しています。(7月12日付) それによると、2007年春にも50億から100億円の投資で(ずいぶん幅があるけど)新しく屋外型のローラーコースターを設置するとのこと。 読売の記事では 『ジェットコースターは、正面入り口近くから中央のラグーン(池)にかけて設置し、全長1.2キロ。高さが最大44メートル、傾斜角度は最大50度、最高時速約90キロで、36人乗りの車両を4両まで連結する。 子供連れの家族を意識し、スリルよりも、映画の世界を走り抜ける楽しさを表したいとしている。USJでは一つひとつの映画の世界に熱中してもらおうと、施設ごとに囲うなどしてきた。今回のような開放型の大型施設は初めてで、コースター自体は特定の映画をテーマとしない予定』 なのだそうです。 右上の簡略なレイアウト図はこの記事から拝借したのですが、これを見てもわかるとおり明らかに屋外型のローラーコースター。 本来の“ユニバーサルスタジオ”というコンセプトからすると、アトラクション新設に対しての50億から100億の投資とすれば、屋内型の中〜大クラス程度のアトラクションの導入ということになるのでしょうが、USJはローラーコースターというかたちでのスリルライドの設置を選択したということのようです。 さて、ユニバーサルの屋外型ローラーコースターといえば、フロリダ:ユニバーサル・オーランドのアイランズ・オブ・アドベンチャーにある“超人ハルク”のコースター(Incredible Hulk)がすぐ思い出されますね。 このコースターについては、当ブログでも99年の旅行記その他でご紹介していますが、過去、僕が乗ったローラーコースターの中でもなかなか強烈なもの。(近年は年齢からしてもローラーコースターにはあまり乗る機会がないので、ごく最近の体験ではないのだけど) じゃー、2007年春にUSJに新設されるというローラーコースターは、この“ハルク”なのでしょうかと。 それについては、読売の記事に書かれているスペックやレイアウト図が正しいとして、それから推測するかぎりではどうも違うようですね。 まず、コースの長さや高さですが、アメリカの専門サイト「ローラーコースター・データベース」によると、ハルクの場合は全長3,700フィート(約1,128メートル)高さ110フィート(約33.5メートル)ということで、これは全長1,200メートル、高さ44メートルというUSJコースター(仮)とほぼ同じくらい乃至は上まわっている。 ただ、レイアウトがどうも違うようですね。 ハルクは7つのコースエレメントがあり、そのうち2つのロール、2つのループ、2つのコークスクリューがあるわけですが(ロールやループ、コークスクリューについてはなんとなく写真を見て想像して下さい)、読売の記事中のUSJコースター(仮)のレイアウト(のようなもの)を見る限りでは、直線的なコースの中ほどに1ないしは2ヶ所のループかコークスクリューらしきものがあるだけのようです。 最高速度も、ハルクは時速67マイル(約107.8キロ)ということですが、USJコースター(仮)は時速約90キロとされています。 またハルクと比較するうえでの大きな違いとしては、ローラーコースターのライドタイプ、つまり通常の座席形式や宙づり形式、あるいはスタンディング(立ち)形式等どんなかたちなのかということで、これについてはUSJコースター(仮)については「36人乗りの車両を4両まで連結」とされていて、もうひとつ詳しくはわからないのですが、どうも通常の座席タイプという気がします。 ハルクは写真でわかるかと思いますが、4座席を1単位とした8台のライドが連結された合計32座席のライドで、最大は13台連結で52座席にする場合があるそうです。 こういう形式は、おそらくループやスクリューなど、ハルクの最大の特徴である回転、ひねりが連続する変化に富んだコースレイアウトに対応したものだと思いますが、USJコースター(仮)の方はもっとシンプルな感じがしますね。 それからスピード/最高速度については、世界的な水準から見てどの程度なのかということですが、現在、世界最高速のローラーコースターはアメリカのシックスフラッグス・グレートアドベンチャーにある「キンダカ(Kingda ka)」というコースターで、これが時速128マイル(約206キロ)。すんごいですね。 USJコースター(仮)は時速約90キロ=55.9マイルということですから、まあファミリーコースターから一般的なコースターのカテゴリーレベルという感じでしょうか。 ちなみにハルクの時速67マイルでも、世界のトップ10に入ることはありません。ハルクの場合は先ほども書いたようにスピードというよりは、複雑なコースエレメントと回転、ひねりの連続、強烈な横Gなどが売りのコースターですから。 さて、今回はUSJに新しくできるというローラーコースターの話題を話の振りにして、暑さを吹き飛ばす世界と日本のローラーコースターのいろいろな話なんぞを久しぶりに書こうかと思ったのですが、どーもそこまで至りませんでした。 ということで、この話、次回もつづくということにさせて下さいな。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-07-14 12:26
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