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前回は、旅は“歩く”である、というような話を書きつつ、どうも横道に逸れました。
ということで今回もその続き。 旅先で歩きを中心にするというと、やはり主にヨーロッパでの話になってしまうのですが、これは世界の中である程度安心して手頃に歩いて巡れる場所というとヨーロッパ、ということで。 というのは、旅先で歩くためには、あたりまえですが例えば宿泊先のホテルから目的地まで、なにからなにまで全て歩き通すということはもちろんできないわけで、ある程度の公共交通機関が整備されていて、複数の目的地が歩ける範囲で点在しているような場所ということになります。 例えば、明るい時間でのニューヨークなどの大都市はともかく、とにかく何事にも空間的な余裕のあるクルマ社会のアメリカでは、歩き中心で旅をするというわけにはいきません。 前回のブログのコメント欄にも少し書きましたが、アメリカのテーマパークや大規模なショッピングモールといった施設は、つまりは安全に歩いて楽しめる場所が少ないことからも誕生した側面があって、その最も大規模のものがオーランドのウォルトディズニーワールド(WDW)である、というわけです。 WDWに行かれたことのある方は良くご存じだと思いますが、テーマパーク内を歩くということはもちろん、東京の山手線の内側よりもひとまわり広い敷地内で、パークとパークの間やリゾート(ホテル)とパークの間など、面と面とをつなぐバスやモノレール、船などの交通機関(トランスポーテーション・システム)が良く整備されています。 WDWの外に一歩出ると、オーランド自体は沼地を整備した都市エリアなので、当然ながら極端なクルマ社会であるわけですが。 話が逸れていきそうですが、また例えば東南アジアなどでも、整備の著しい大都市は良いとしても、まだまだ外国人が歩き中心で旅するとなると苦労する場所も多いでしょう。 その点からすればヨーロッパは、普通の日本人が個人旅行で歩いて巡ることのできる街や場所が各所にあると思います。 ただ、気を付けておかなければならないのは、安心して歩ける場所は多いけれど、決してすべてが安全であるということではないということ。 僕自身はこれまで旅先で危険な目に遭ったことはないのですが、恐らく世界中のどこでもまだまだ日本よりも遥かに危険が潜んでいるし、また良く言われる耳タコの話ですが、日本人ほど無防備な旅行者はいないのでは、ということです。 どなたかのネット上の旅行記で、ご夫婦でスペインのマドリードを旅されていた時、雑踏からようやく逃れて(マドリードは雑踏が多いのです)静かな道を歩いていたら、そこで路上強盗に出会ってしまった、というような話を読んだことがありますが、実際、雑踏ではスリがいるし、かといってひと気のないところでは追い剥ぎがでる。 じゃあ、どこを歩けばいいんだいっ!というと、それはやはり人の多い道を歩いた方が良いのだと思います。(スリは命までは盗んでいきませんが、路上強盗は場合によってはその場で生命を賭けることになる場合もあり得ると思います) 僕がむかし初めてマドリードに行ったときに、現地在住のガイドのひとが、この道は安全だけど、ほら、この先のあの1本向こうの道はとても危険な道だから行かないで下さいね、なんていう感じで教えてもらったことがありました。 歩く道、1本が違うと危険が遥かに倍増するなんてことがあるわけですね。 また日本人旅行者の方で良く見かけますが、いかにも高価そうな服でおぼつかなく無邪気に歩いていたり、例えばバックパックのショルダーを片方だけ肩にかけていたり、ウエストポーチに財布が入っていそうだったり(僕もそれで歩いたりしたことがありますが)‥‥‥‥無防備さをプレゼンテーションしながら歩くのは、なるべくやめた方が良いかも知れません。 さて、安全に気を配って歩くということに加えて、効率的に歩く旅には先ほども触れたように公共交通機関をうまく利用することも必要です。 ヨーロッパの街には、地下鉄やバスなどのほか、市内交通としてトラム(路面電車)がうまく活用されている街が多くありますね。 これは、日本ではどんどん無くなって、以前には東京の街でもたくさんの路線があったなんてもうわからなくなっていますが、ヨーロッパでは近年、クルマの排ガスなどの環境問題から、従来からあったトラムを整備し直して再活性化させようという考え方が多くあるようです。 また例えばスイスでは、ご存じのようにトラム、電車、登山鉄道と実に電動系の交通機関が発達していて、環境と観光の両面にわたる長い歴史を感じさせますし、日本は別として、僕が行った旅先では最も移動が安全で楽で、楽しくなる国でした。 実際、街なかのトラムで言えば、観光客にとっては地下鉄などよりもスピードは遥かに遅いのですが、その都市のいろいろなシーンを眺めながら移動ができるので、とても楽しいわけです。 トラムといえば想い出すのは、やはりオーストリアのある街(とりあえず伏せておきます)のトラム。 その日、僕と奥さんはホテルを出発して、ある目的地に行くために初めてその街のトラムに乗ることにしたのですが、路上にあるトラムステーションの自動販売機でチケットを買おうと思ったところ、それがどうも良くわからない。 そこで、僕たちのそばでトラムが来るのを待っていた地元(たぶん)のおばさんに、身振りを交えながら聞いてみると、 「ああぁ、そんなの買わなくていいのよっ」 てな感じのことを、やはり身振りを手振りを交えつつ応えてくれたわけです。 「買わなくていいんでしゅか‥‥‥??ということは、ただ乗りで良いっ、つうことで‥‥‥!?」 「そー、そー」てな感じ(ドイツ語ですから「ヤー、ヤー」てな感じ)。 「はぁ、そうなんだ(ホントに大丈夫なのかなー‥‥)」 ということで、僕たちはそれ以来、その街のトラムは平気な顔をしてタダで乗りました。たしかに、ちゃんとお金を払ってるような人はいなかったようだし。(郷に入っては郷に従え) なお、念のために言っておきますが、これはもう随分と以前の話です。 それに、さらに念のため言っておきますが、ヨーロッパの各国では例えば電車のタダ乗りをして露見すると、運賃の何倍もの罰金を徴収されます。 なおも加えて念のため言っておきますと、これはウィーンのトラムでの話ではありません。 ということで、トラムというのは実に楽しく便利な乗り物だと僕は思っています。 つづく。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-02-20 15:56
| 海外旅行あれこれ編
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