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コアなディズニーワールド・ファンの方ならもう既にご存知かと思いますが、WDWのナイトスポットとしてお馴染みであった「プレジャーアイランド」のナイトクラブが、今年の9月28日をもってクローズすることになりました。
これについてはWDWの公式サイトに「プレジャーアイランドFAQ」という簡単なページができています。 それによると、プレジャーアイランドで現在営業しているナイトクラブ 8 Trax、The Adventurer's Club、Mannequins Dance Palace、BET Sound-Stage Club、Motion、The Comedy Warehouseのすべてが一斉にクローズするということです。 また、プレジャーアイランドのナイトクラブが今後どうなるのかについては、食事とショッピングがミックスした年齢制限のない店舗になるということのようです。 この、プレジャーアイランドの実質的な全面クローズについては、K's Pleasure Islandさんがわかりやすく紹介されているので、そちらも見てみて下さい。 さて、このプレジャーアイランドですがオープンしたのが1989年の5月1日。 それまで、ファミリーエンターテインメント(子どもと大人、家族が一緒に楽しめるエンターテインメント=そもそもウォルトディズニーがディズニーランドをつくる基本コンセプトとしたのが、この子どもと大人が一緒に楽しめる場所ということ)一辺倒であったディズニーワールドが、夜の客をオーランドのダウンタウンや他の施設に盗られてしまうのを阻止するためにつくったのがこのプレジャーアイランドだったわけです。 80年代のオーランドは上質のナイトスポットというものがほとんどなくて、家族連れは夜のテーマパークを楽しんだあとはホテルやリゾートで静かに過ごすのが普通。 ただ、カップルや子ども連れではない大人にとっては、WDWからかなり離れたダウンタウンに行くしかないという状況でした。 そこで、ゲストの囲い込みのために登場したのがこのプレジャーアイランドだったわけです。 ところで、プレジャーアイランドという名称は、ご存知の方も多いかと思いますが「ピノキオ」のあの「プレジャーアイランド」から付けられた名称ですね。 子どもだけが様々な悪い遊びのできる、まさに夢=悪夢の場所。 結局、遊びほうけた子どもはロバにされちゃうんだけど。 しかし、このWDWのプレジャーアイランドのバックストーリーはさすがにピノキオとは全然関係なく設定されました。 なんでも、この島とナイトクラブは、船舶関係の大実業家のプレジャーさんという人の所有のもので、あるとき大嵐で会社もナイトクラブも壊滅してプレジャーさんも行方不明になっちゃったのだそうです。(こういうバックストーリーパターンはディズニーが好きなタイプです) それが復活したのがこのプレジャーアイランド、ということだそうで。 僕がこのプレジャーアイランドに初めて行ったのは1990年で、まだオープンの翌年のこと。 WDWにできた初めての年齢制限付きナイトスポットということで、かなりの期待感を持って行った記憶があります。(僕もまだ若かったしね) この80年代の終わりから90年代はじめというのは、日本でいえばまさにバブル時代からその残滓の時代ですね。 日本でもアメリカでも、例えば高級ディスコティーク(クラブ)が全盛の時期で、フロリダのど田舎のファミリーエンターテインメントのメッカに、まるでニューヨークの入場制限付きナイトクラブがまとめて出来ちゃった、といった感じだったんです。 僕がこの90年に訪れたときも、行く前にアメリカ在住の知人の方から「日本人は絶対パスポートを持って行った方がいいよ」と忠告されていて、つまり、日本人は見かけではかなり若く思われてしまうので年齢を証明するものが必要だったのですね。 それほど、この当時は年齢制限の管理がうるさく、じっさいプレジャーアイランドの入場ゲートではまさにニューヨークのナイトクラブのように入場許可をもらうための人だかりが出来ているほどでした。(たしか、このとき一緒に行ったひとりが案の定パスポートを忘れて、なかなか入れてもらえなかったような記憶があります) この当時のプレジャーアイランドは、まだまだ出来て間もない旬のスポットで、アイランドの狭い敷地内は夜中の喧噪。 真夜中のエブリディ・ニューイヤーズイブ(毎日が大晦日のどんちゃん騒ぎ)のイベントは大騒ぎでした。 近年になってWDWファンになられた方は、プレジャーアイランドがホントにそんなに盛り上がってたの?と疑問に思われてしまいますよね。 さて、このニューイヤーズイブのイベントも2005年に終わり、プレジャーアイランド自体も拡張されたダウンタウン・ディズニー・マーケットプレースの一部になってしまいました。 (マップは拡大して見れますので、クリックして下さい) もうこの時点で、当初のプレジャーアイランドの役割は終わっていたのかも知れません。 できた当時は、マーケットプレースそのものは(当時はディズニービレッジ・マーケットプレースという名称でした)対岸のホントに静かなスーベニア・ショッピングエリアで、遊び疲れたゲストが涼しい夜にそぞろ歩きしながら買い物を楽しむ場所、という感じ。 喧噪とそぞろ歩きという、とても対照的な場所でした。 だけど、こういう喧噪の場所というのは、都市のなかでもそうなんだけれど、いつまでも続くものではないんですね。 お祭りは終わるし、子どものようにはしゃいだ大人たちも、いつまでもいてはロバにされちゃう。 プレジャーアイランドとナイトスポットの今後の構想はあらためて発表されるそうですが、80-90年代とは異なる、2010年代の新しいエンターテインメント・スポットになることを期待します。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2008-07-01 14:26
| WDW関連ニュース
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