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ちょっと仕事の合間の余裕ができたので、前回の白馬の夏休みの旅のつづきを。
ということで、2泊3日の日程のなか日は八方尾根のトレッキングに行って来たわけですが、なにせ午前中で勝負してしまったので、昼過ぎにはゴンドラ乗り場から宿泊先の白馬東急ホテルまで歩いて戻り、昼食には板長手づくりの盛り蕎麦をいただき(さわやかでした)、あとはもうお昼寝。 いつになく早く起きようが、どうしようが、夏場の1日の行動エネルギーは、もう相当量消費してしまったんだよね。(無理をしないのが僕たち流です) あとは夜のお食事をいただくだけ。 ところで僕は、もっぱら少食(腹七分目)を常としているのですが、どーもこういったホテルに宿泊すると腹一杯に食べてしまいます。 今回はディナー付きのプランで宿泊したこともあって(最近、夜なにを食べるかをその都度考えるのが面倒くさいんだよね)、到着日には和食の懐石コース、なか日の朝はトレッキングということもあって朝食バイキングを多めに食べ、昼はお蕎麦で休ませたものの、この日の夕食は今度はフレンチのコース。 うーん、僕としては食べ過ぎです。でも、どれも美味しかったし、お代は込みだし。 さてさて、2泊3日だともう帰らなければならないわけですが、帰りのスーパーあずさが午後2時51分発ということもあり、さてそれまでの時間、どーしましょうかと。(これも前日まで、全然、プランを決めてないわけですね。いつものとおりアバウトな旅行です、というか綿密に行動プランを決めるのが嫌いなんだよね) で、本当のところ奥さんはどー考えているのかわからないのだけれど、僕としてはちょっとした旅行でも必ずといっていいほど、その土地の史跡やら神社仏閣やら歴史の跡を訪ねることにしているので、今回もチェックアウトのあとの残った時間をそーしましょうということに。 それで、どこに行ったかというと、この白馬周辺の場合、かつて新潟・越後路の糸魚川から松本城下までの山道を、物資を運んで往来した千国街道(ちくにかいどう)、別名“塩の道”というのがあったわけです。 戦国時代、今年の大河ドラマになっている(駅などに、やたらそれがらみのポスターなんぞが貼ってあります)武田信玄に上杉謙信が塩を送ることを許したという“義塩”の故事が残る、あの街道ですね。 白馬の隣の小谷村(おたりむら)に、その街道名にもある千国という駅があって、そこにある「千国番所」という番所跡にまずは行ってみましょう、ということになりました。(昨日の八方尾根トレッキングから一転、渋味のあるプランです) ということで、本来なら寝坊に戻っているところを3日目も早朝起床して、朝食をしっかりと食べ、ホテルを早々とチェックアウト。 本日の出発地点はこの白馬駅からです。 いやー、昨日よりも良い天気で暑くなりそう。 ホテルの朝食の時にマネージャーのおじさんが言っていたけれど、今年の白馬は雷や雨が少ないんだそうです。 そーいえば、八方尾根のルートも雨がなくて乾いていて歩きやすかった。 これから行く千国駅は、白馬駅から大糸線を新潟方面に向かって3つ目。 松本方面、おそらく東京方面や名古屋方面に帰る観光客を尻目に、僕たちはおそらく日曜日とあって乗客も少ない下りの電車に乗ります。 さてさて、のどかな山の景色を眺めながら到着した千国駅ですが、これが案の定、なーんにもない無人駅。 午前中、ぽつねんと降車した2人の観光客がいる風景としてはとても違和感のある場所なのですが、そんなことにはめげず千国番所を目指します。 でも、どこにあるの(正確な地図を持っていないので、正しくはわかっていない。でも知らない土地では良くあること、かな)? 駅前から国道に上がって、目の前の酒屋さんで尋ねると、ほぼ想定していた方向に10分ほど歩けばあるということ。 直射日光の照り盛るひと気のない坂道を歩き、ようよう辿り着いたのがこの番所の史跡です。 この千国番所には、番所(つまりかつての街道の関所)を復元してあるほか、奥には千国の庄にあった古い民家を移築して千国の庄資料館としてあって、こじんまりとはしているけどなかなか良い雰囲気です。 受付のおじさんが窓口からにこやかに迎えてくれて(なにせ、ほとんどひと気のない暑い午前中に、ひょっこりと見学客が現れたものだから。もしかしたら、本日の見学客は僕たちだけかなぁ)、資料館の古民家の縁側に涼をとっていると、なんだか昔の子ども時代、田舎の親戚の家に行ったときのような感じが。 日向は厳しく暑いけど、こういった古民家は、緑あふれる環境のなかということもあるけれど、意外に涼しいんですよね。 都市のなかとは異なる陰影というか、夜はとても暗いのだろうけど、夏ならではの光と陰のコントラストが心地よく、遠い記憶を呼び起こさせてくれるようなひととき。 でも、外に出ると、今日は暑いなー。 見学客2人だけで、つかの間、この古民家を占領し終えたあと、さてこれからどこに向かいましょうかと。 坂道をさらに上がって行くと、千国街道で唯一残るという「牛方の宿」、つまりかつて牛を引いて荷を運んだ牛方たちの宿があるのだけれど、もー暑くてとっても歩く気力がない。 と思っていたら、ちょうど間もなく、千国の隣の南小谷駅まで行ける村営バスが来たので、それに飛び乗り(乗客は僕たち2名)無事、駅に到着と、今回は運が良いですねー。 南小谷駅からは上りの電車に乗り(乗客は僕たち2名、バスも電車も売り上げは大丈夫?と考えつつ)、白馬を通過して松本側の隣の駅、飯森駅へ。 この飯森には、やはり“塩の道”の街道沿いにつながる「長谷寺(ちょうこくじ)」というお寺があります。 武田と上杉に挟まれたこの土地の土豪である飯森十郎盛春が、1562年に中興したと伝わる名刹で、盛春の夫人光姫が眠るお墓があるということですが、山門前に聳える樹齢500年という天然記念物の五大杉、築後300年の本堂や素朴で奥深さのある本堂裏のお庭と、なかなか風情のあるお寺でした。 ここでも見学客2名ということで、静かなひとときを過ごすことができました。 お寺をあとに飯森駅に戻ると、いやー暑い。駅にはなにもない。駅前にもなにもない。電車は当面こない。 もー、仕方がないのでタクシーを呼び、白馬駅に帰還。 昼食をとって、そのあとは、近所の薬師堂と八方口石仏群のこじんまりとした敷地にある足湯に、足を休めに行きました。 よしず張りの日陰になった足湯がなんとも心地よい。 なんとなく、夏休みの短い旅の終わりにふさわしい気分で、2人して自画自賛。 東京に帰ると、またクソ暑い夜が待っていたわけですが。 長々と書いてしまいました。 いつものように、最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。 次回は、ディズニーパークやテーマパーク話題をみつくろって書くことにします(たぶん)。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2007-08-22 14:41
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