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きょうの東京はどんよりとした曇り空。それほど気温は上がってはいないようなのですが、予報では29度から30度ぐらいというところでしょうか。
そろそろ東京地方も梅雨明けかなぁとも思うのですが、明けたら明けたで今年は気温がかなり上がりそう。8月は暑いだろーなぁ。 東京の夏というのは独特の暑さがあって(冬にはまた特有の寒さがある)、これは場所的、気象的なこともあるのでしょうけど、もうひとつ“その都市独特の暑さの種類”というものがあるような気がします。 僕の勝手な体験的感覚では、例えば大阪には大阪の、京都には京都の、また博多には博多のといったその都市ごとの暑さみたいなものがあるというような。 そんなことを暑さで鈍くなってきているアタマで(チームマイナス6%になんとなく登録している僕としては、現在、窓を開放して仕事場のエアコンを停止中!ただし扇風機が稼働。扇風機はかくれたリバイバルアイテムです)考えているうちにふと思ったのは、いままでに国内外、訪れた都市、場所でいちばん暑かったのはどこでしたでしょうかね、と。 ディズニーワールドのあるオーランドの8月などもとってもとっても暑いのですが(以前に旅行記でも書きましたが)、僕が訪れたことのある都市でいちばんと感じたのはスペインのセビリヤなんです。 もちろんアフリカとかインドとか南米アマゾンとか、そんな極暑の地域には残念ながらまだ行ったことはないのですが、例えば東南アジアのタイやマレーシアなんぞと比べてもセビリヤは暑かった(真夏のバンコクも暑かったけど)。 僕はセビリヤには10年以上も以前に2回ほど訪れたことがあるのですが、最初は9月末の秋口で2回目は7月の後半、ちょうどいまごろの時期のまさに真夏の真っ盛り。 この2回目というのがセビリヤで万博が開催された年で(1992年)、まー万博にあわせて夏休み期間中に行きましょうかという具合で。 ちなみにセビリヤ(Sevilla)という都市の名前ですが、現地では“セビーヤ”とか“セビーリャ”“セビージャ”とか発音します(と聞こえます)。スペイン政府観光局の日本版のサイトでは“セビーヤ”という表記になっていますね。 ただ日本ではセビリヤが一般的なので、とりえずセビリヤのままにしておきます、念のため。 で、バルセロナを経由してセビリヤに入ったわけですが、もーこれが暑い。万博会場も暑いし、まちなかも暑い。どこもかしこも暑い。 とくにスペインというのは、だいたいサマータイムの3時頃くらいから7時ぐらいがいちばん暑い時間帯なんですね。 現在のセビリヤは、この1週間の予報でだいたい35度ぐらいとなっているようですが、今年も40度を超える勢いの暑い日があったようです。 僕がこの真夏に行ったときも、おそらく暑い時間帯では40度前後はあったのではないでしょうか。 なにしろ万博会場にいても、外を歩くこともままならない。 レストランなんぞに避難して、外にあるトイレに行こうとしたら、ドアから出たとたん熱風でめまいを起こして倒れそうになったほどでした(大げさではありません。ほんとーです)。 万博というのはテーマパークと同様で、外をそぞろ歩くのも楽しみのはずなのですが、とうてい無理な状況。近年、こういった博覧会等の会場に設置されている水や霧を撒く装置も各所にあったのですが、もーそれどころではないといった感じでした。 スペインにおける遅めの時間の長い昼食とシエスタの習慣は有名なので、みなさんもご存知だとは思いますが、セビリヤのあの猛暑を体感すると、ある意味やむにやまれぬ習慣なのだということが実感されます。 僕もはじめてのスペインで1ヶ月ほど滞在していた折には、いつしかすっかり午後2時頃から2時間ほどゆっくりと過ごす昼食タイムに慣れてしまっていましたが、なかなか短い期間の観光旅行だと観光や見て歩きに忙しくて、昼メシと休憩に2時間も3時間も費やしてはいられないでしょう。 でも、とりわけ夏の時季にスペイン旅行をされる場合には、本当のスペインを味わいつつ、かつ自分の健康のためにも、この習慣にならってみるのも良いかも知れません。 都市にはその都市独特の気候と環境、生活や習慣、匂いやスタイルがあって、特にヨーロッパの都市を訪れるとそのことが顕著に感じられます。 僕たちが異邦人として観光旅行に訪れると、名所旧跡を巡りつつもなるべくそういうものにも触れてみたいと感じるのではないかと思いますが、どうしても短い滞在だと環境や習慣、スタイルまで触れたり実感したりすることは難しい。 えてしてそうは思いつつも、欲張ってあちこち巡り、どんどんとスケジュールを頑張って消化する旅になってしまいがちのような気がします。 しかし、セビリヤの真夏の暑さのただなかに入ってみると、もー単純に気温というものがそんなことを赦さず、ここはセビリヤなんですよ、と身体に言って聞かせてくるような気がします。 今年のヨーロッパはどこも早くから猛暑が続いているようですが、これから海外旅行に行かれる方、特に中高年の旅行者の方々、せっかくの機会だからといってあまり頑張りすぎないようにしてくださいね。 エアコンのなかだけではなくて、その都市のなまの温度、環境や匂いに触れるというのも、あとあとの忘れられない旅の記憶として残るかも知れませんし。 最後に、昨年の6月末、僕の叔父がスペイン旅行中に急な体調不良で、旅行先(たしかグラナダ)での不慮の死をとげてしまいました。 あまり多く会うことのなかった叔父ですが、定年後は海外旅行が楽しみで、様々な旅を楽しんでいたようです。 6月のヨーロッパは気候も良いのですが、昨年もスペインはすでに猛暑が始まっていて、旅の疲れとともにその暑さも関係していたようでした。 今回、中途半端ながら都市の温度や気候に想いが行ったのも、叔父の旅先での死の1年後ということがあったのかも知れませんが。最後に湿っぽくなってしまいました。すみません。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-07-28 13:51
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