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海外旅行雑誌の「エイビーロード」が、9月発売の10月号を最後に休刊するのだそうですね。
昨日の日経新聞の夕刊、一面の囲み記事で知りました。 それによると「インターネットの旅行情報・予約サイトの利用が広がり、部数や広告の減少が続いていた」のだとか。 1990年代には、月35万部前後を発行していたというこのエイビーロード。最近では東日本版と西日本版を合わせて11万部程度にとどまっているのだそうです。 そういえば僕はその1990年代、海外旅行を計画するような時期になるとよくこのエイビーロードを購入していました。 ご存知のとおりこの雑誌の誌面というのは、ある程度の海外旅行情報と大半の旅行会社の地域別ツアー情報や格安航空券情報という内容。 発行元がリクルートですから、情報型の広告で収入と誌面の両方をまかなうというリクルート的ビジネスモデルで構成されていた雑誌というわけですが、まだウェブでの情報収集が一般的ではない時代には、ツアー広告とはいえ貴重な海外旅行情報の収集もとではあったのです。 僕も、海外旅行を計画するときには、この雑誌の格安航空券情報やツアー情報を参考にしていました。といって、この雑誌の情報源=旅行会社にアクセスして航空券やツアーを購入したことはないのですが。(あくまで価格や日程、旅程などの参考とするために見ていたわけです) あと、その頃にわりあい参考にしていたのはホテルの情報でしょうか。 僕は海外旅行で使うホテルについては、価格のほかに客室のつくりや様子、きれいさ、ホテル内のその他の施設構成や雰囲気なども重視するのですが、インターネットで手軽に情報が手に入れられる現在と違って、当時はなかなか豊富なビジュアル情報が得にくいこともあって、エイビーロードで紹介される写真付きのホテル情報は貴重でした。 そんなホテル情報やリゾート情報を集めた別冊のムックも、よく買っていたかな。 ですから、僕にとっては海外旅行という行為とともに、ホテルやリゾート(ホテルを含むリゾート施設)という存在、装置に対しての興味や知識を提供してくれたもののひとつとしても、エイビーロードというのはありました。 ただ、たしかに現在の海外旅行情報収集という点でいえば、エイビーロード的(リクルート的)誌面づくりというのは、もうほとんどインターネットの情報・予約サイトとバッティングしてしまったわけです。紹介したい=売りたい情報を情報発信元から集めて雑誌をつくり、それに価格をつけて書店で販売する、という手法自体の役割やそれに対するニーズがなくなって来ているというか。 このエイビーロード的情報提供手法については、例えばリクルートのホームページ、エイビーロードのサイトでいまでも掲載されている編集部からの紹介コメントでもうかがうことができます。 「旅のスタイル提案や渡航先に関する新たな気付きを与えて旅行欲を刺激する特集記事と、すぐに申し込みが可能な海外パッケージツアー・自由旅行・留学情報などを一冊で網羅‥‥‥‥」云々。 残念ながら、この手法はもう時代に合わなくなって来ているということなのでしょうね。 海外旅行リピーターが相当数を占める現在、このジャンルで情報を販売するという難しさに対して、若干の“旅行欲を刺激する特集記事”と旅行会社の広告を主体として誌面づくりという、あえて云えば現在進行形的な工夫の足らなさが、その立場をインターネットに受け渡すことになったということでしょうか。 僕自身もこのエイビーロードという存在については、申し訳ないながら今ではほとんど意識の片隅にしか残っていなかったというのが事実なのですが、今回の休刊という記事に接して、まさに90年代にエイビーロードのページをめくりながらまだ見ぬ外国の地に思いを馳せていた自分自身の姿を思い起こしていました。 ところで、こういった旅行情報誌というもので現在は何が売れ筋なんでしょね、ということでアマゾンで検索してみました。 アマゾンの「雑誌」「旅行・アウトドア」ジャンルの売れている順位は、と。 きょう6月24日現在で1位は「Disney FAN (ディズニーファン) 2006年 07月号」。そんで2位はというと「Disney FAN (ディズニーファン) 2006年 08月号」。ふーむ。ディズニー恐るべし。ディズニーファン恐るべし。 ちなみに3位は「散歩の達人」で、4位は「JR時刻表」。時刻表も恐るべしですね。 以下、26位にエイビーロードがランクされているのですが、この26位までの間に海外旅行関係の雑誌というのは入ってこないのです。 もっと順位を送って行って、51位に「旅」(新潮社)が入ってくる。この雑誌が海外旅行中心の雑誌なのかどうか、すみません良く知らないのですがランクに入っている5月号の特集が「食いしん坊のナポリ案内」というもののようで。 あと56位に同じく「旅」の7月号、特集は「ハワイ 誰にも優しいアロハの休日」。 まー雑誌の場合、アマゾンで購入される順位と書店での順位とはかなり違うのかも知れませんが、少なくともアマゾンでは“海外旅行もの”はあまり売れ筋ではないということなんでしょう。 1990年代から考えると、いちじ落ち込みはあったとはいえ着実に増加していると思われる日本の海外旅行人口。 でも、情報提供型の海外旅行ジャンルの雑誌はあまり人気がないんですね。 雑誌をめくると、そのグラビアや記事の先に未だ見知らぬ海外がつながっている。そんなノスタルジックな雑誌の姿は、つまりは時代遅れということでしょうか。(だいたい僕自身ももう何年も買ったことがないし、勝手にノスタルジーを想い描いても、なんだけど) 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-06-24 17:05
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