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海外旅行といえば、用心したいのが旅先でのトラブル。
特に近年はパッケージツアーではなくて、個人旅行で海外に行かれる方が多くなったかと思いますが、その分、自分で自身を守る必要性や責任(良く言われるようになった自己責任つうやつですね)が高くなりました。 ということで今回は、旅のトラブルのお話。 僕はこれまでに幸いなことに、生命や金銭を脅かすようなトラブルに見舞われたことがありません。 ときどき書いているように、緻密に予定を立て計画された旅というのが苦手な方なのですが、まあ、好んで危ない場所に近寄る性質もないので。 ですから、20回弱ほどの海外旅行経験では、のほほんと旅をしてきたわけですが、それでも自分ではいかんともしがたいトラブルに出会ったことは、何回かはあります。 例えば、10数年ほど昔の話ですが、これはちょっとした仕事がらみでドイツに行ったときのこと。 その時は、成田からパリ経由でフランクフルトという旅程で、宿泊地はあのヨーロッパ最古の大学の街ハイデルベルグ。ここで4日間ほど宿泊する予定でした。 同行者は仕事仲間が1名で、まあ飛行機の旅自体は順調、パリでの乗り継ぎもスムーズということで、たしかほぼ予定通りフランクフルト空港に夜に到着したかと記憶しています。 問題はその直後に起きました。 バゲージクレイムで荷物が出てくるのを待っていたわけですが、僕たちの荷物がなか現れない。 まあ、そのうち出てくるんじゃぁないの、とのーんびり構えているうち、当然ながら同じ飛行機に乗っていた搭乗客達はひとり減り10人減り、そして誰もいなくなり。 僕たちの荷物はとうとう現れず、ベルトコンベアに佇むのが僕たち2人だけになっても、なぜか引き取り手のない荷物が2、3個、がたがたと回っていました。 途中から、ああやられたかなという予感がよぎってはいたのですが、とうとうそれが現実になっていました。 仕方なく僕たちは、航空会社の係りの人にバゲージが出てこないと力なく文句を言うと、「あっ、そうなの」という感じで、どんな荷物なのか、今日はどこに宿泊するのかいつまでいるのかなどを極めて事務的に処理しはじめるわけです。 その際、いろいろなスーツケースの写真が並んだメニューみたいなのを見せられて、さああなたのはどれに似てるの?と選ばされるわけですが、その時に、こんなことは(当時)実に良くあることなのね、と思い至ったのでした。 それから、すっかり気落ちして(日本から到着直後の疲労も一挙に押し寄せ)、その航空会社から1泊お泊まりセット入りショルダーバッグを進呈された僕たちは、フランクフルトからそれなりに距離のあるハイデルベルグのホテルまでへと、夜行列車で向かったのでした(大の男2人が、航空会社のお泊まりセット入りバッグを肩から下げて、言葉無くドイツの夜行列車に寂しく乗っている、の図)。 さてさて、ようやく旅行代理店を通じて予約していたホテルに到着した僕たち。 まあ、明日には荷物も届くでしょ、今日はぐっすり寝よう、ということでレセプションにおもむいたわけですが、なんと、トラブルというのは重なるものですねぇ。 夜勤のレセプションの係りのおじさんが、「あなたたちの予約は入っていない!!それにこのホテルは満室である」とのたまうのです。は??‥‥‥‥。 そんなわけがないでしょ。と、ここは食い下がり(もはやこれで泊まるところもなかったら死活問題になります)、日本の旅行代理店が発行した書類も見せて激しく抗議。 ドイツ人の(あたりまえですがドイツ人です。頭がコチコチそうです)おじさんは、その書類も眺めつつ、ふむふむと、「でも、あなたたちの予約は入ってないのですねー(そんな感じ)」。 「はぁ‥‥‥‥」 もうだめか、心底疲れたわい、という表情でいる僕たちに、おじさんが続けておっしゃることには。 「しかし、あなた達は大変ラッキーである。今晩1泊に限って空いている部屋がひとつだけある。もう夜も遅いし、あなた達はそこに宿泊することができる。どうする?」 「はぁ‥‥‥‥」 というわけで、もう疲労困憊の僕たちはとりあえずチェックインし、日本の旅行代理店が業務を始める時刻を見計らって早速国際電話(メールの時代ではありません)。 日本の代理店は恐縮至極、おかしいなぁ‥‥‥なんとかします、だと。あたりまえだ。 結果を待たず寝てしまった僕たちが翌朝レセプションに行くと、別の係りのひとが「はいはい予約できてますよ。4泊のお泊まりですね。お部屋はそれぞれご用意できてますからお移り下さい」だって。おいおい、満室じゃあなかったのかい。 でも普通は、ホテルで完全に満室ということはほとんどないんだよね(予備の空き室を残します)。 そしてこの日の夕方、あのどこかに行ってしまったバゲージも、何食わぬ顔で無事ホテルに到着していました(どこを旅してきたんでしょう。たぶんパリから飛行機を乗り違えて)。 こんな、悪魔に魅入られたような夜というのはあるものです。ワルプルギスの一夜というものです。(そうそうあっても困るけど) この頃はまだ海外旅行初心者だったこともあって、いまだに忘れられないドイツの想い出となっています。 まあこれが今までで、たぶん海外における一番のトラブルで、それも無事ことなきを得たわけですから思い起こせばたわいもないことです。 こんなトラブルは、何回か海外旅行をしていればいちどは経験するものなのでしょうね。 そのほかの時にもいくつか別のトラブルの経験もありますが、それはまた次回にということで。 時間の無いなかで書いているうちに、例によってまとまりがなくなってしまいました。 つづくです。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-02-13 12:45
| 海外旅行あれこれ編
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