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海外旅行に行くとすると、皆さんはどのぐらいの荷物を持っていくのでしょう。
旅行でやっかいなのは持っていく荷物の準備と、旅の途中の持ち運び。 今回の「私的・旅のしかた」は、そんな話から。 旅行というのは、もちろん普段の日常生活とは異なった場所で違う体験をするために行くのだけれど、とは言え、滞在し、移動し、観光などの体験をし、食事をし、眠るなどなどの旅行中の行為があまりにも非日常すぎると、つまり日本での普段の生活感覚を遥かに超えてしまうと、たいていの普通のひとは困ってしまうと思います。 例えば、いくら青く澄んだ空、透明な海、静かなビーチを独り占めと云われても、絶海の孤島に野宿で食事も自分で調達して過ごして下さいというリゾートでは、サバイバル目的のひとはともかく、普通は勘弁してでしょう。 非日常なんだけど、そこに快適な日常性は確保されている必要がある。つまり、通常、現代人の旅とはわがままなものなんです。 だから海外旅行の荷物にしても、日本からわざわざ、そのひとなりに自分自身を確保するためのものや、旅先で必要であると思われるようなものを持っていく。 (旅でもないのにキャリーバッグを引きずり歩くとか、アキバ系のぱんぱんにふくれたショルダーバッグとかも、それに通じるものがあるのでしょうが、それはまた別の話。でも混んでる電車のなかだとじゃまだよねぇ) よく、かつての20世紀初頭のヨーロッパを舞台にした映画などで、貴族やブルジョア達がリゾートなどに旅する姿として、山のような数のスーツケース、巨大なバゲージを使用人に運ばせていたりするシーンを見ますが、つまり彼らは自分自身のリゾート生活という想定上の非日常の中の日常を、そのまま荷物として運ばせていくということです。 もちろん現代のふつうのひとである僕たちには、そんなに膨大なバゲージを用意し使用人に運ばせる財力も趣味もありません。 そればかりか僕の場合、旅の事前の用意として、いかに荷物を減らすかの方に興味があるわけなんです。 むかし、海外旅行に行き始めた初期の頃は、僕は中型ぐらいのスーツケースを持っていて、また奥さんも自分の小ぶりのスーツケースを持っていました。 それぞれがそれぞれの持っていく荷物を詰めて、というごくあたりまえのの話ですが、スーツケースって意外にすぐ壊れるんですね。 僕のも奥さんのもいつしか、ちょっとしたことで壊れて使い物にならなくなり、なるべく荷物を持っていきたくない主義の僕と奥さんとしては、サムソナイトのとても小型の丈夫そうなスーツケース(もう今は売ってないやつだけど)をひとつだけ新規に購入して、なるべくそれで済ますことにしたわけです。 だいたい、例えばオーランドとかアジアのビーチリゾートに行くなどの場合では、僕の荷物はとっても簡単です。 滞在日数に合わせた半袖のシャツと短パン(必需品)プラス海パンに下着、靴下と、歯ブラシや小型のシェーバーなどの身の回り品を入れたポーチぐらい。あったかいところは楽で良いなー(ちなみにオーランドは冬場には行ったことがないので。でもいっかいだけ4月末にえらく寒い時期がありまして、仕方なくトレーナーをWDWで購入)。 奥さんも似たり寄ったりなので、ふたり分の荷物を小型サムソナイトに詰めて、それでおしまい。 あとは、ふたりがそれぞれ手荷物を持っていくぐらいですが、まあ小さなバックパックだったりショルダーバッグだったり。これに大事なもの、お金やらパスポートやら航空券やらを入れて。 だから、サムソナイトは基本的に僕の係りなのですが、それほどの負担にはならないし、奥さんはというと‥‥‥‥。 つまり、余計なものは極力持っていかないという、当たり前といえば当たり前の話なわけです。 あとはなるべく現地で調達する。例えば、もしTシャツやらビーチサンダルやらタオルやらが必要だったら、現地で安いアンダーテンダラーズ(under 10 dollars:つまり10ドル以下の安い衣料品などのこと)のものを買う。この辺の話は以前にも書いたことがあります。 だから僕たちは海外に行くと、良く地元のひとが行くデパートやショッピングセンターなどに行ったりします。僕は、その国の日用品を見るのが好きだし、ふたりともブランドショップにはあまり興味がないし。だいたい、ブランド店は当然ブランドコントロールがされているからどこも同じだけど、デパートなどはその国の日常生活が反映されていて面白いんだよね。 旅行の荷物ということを考えると、僕としては、ほとんどが余計なものに思えてきます。僕がこれまで見聞きしたことで言えば、例えばヘアードライヤーとかトラベル用のアイロンとかの様々なトラベルグッズや、はたまたカップ麺とかを詰め込んで海外旅行をするひともいるようですが、旅に用心をするのは必要なこととはいえ、自分自身の用心のためのポーターになってしまうのもどうなのかなぁ、と。 僕が最低限の服を持っていくのは、それを全部現地で調達すると当然気に入るものがないかも知れないし、全部安物を買うのもなんだし、お金もかかってしまうし。 だけど夏物などに関しては、海外で調達した服で日本でも過ごしてしまう僕としては、もしぜーんぶ現地調達なら、もうスーツケースすらもいらないわけです(寒いところに行く場合は大変だけど。ちなみに前回のこのシリーズでご紹介したオーストリア旅行の時には、ミュージカルなどを観に行ったりしたので、TPOのため夏物のジャケットやらそれ用のシャツやらを持っていき荷物がふくれましたが)。 ただ、これも以前に書いたことがありますが、僕たちが海外旅行に行くときにはたいてい、布製の大型バッグを折り畳んでバゲージに入れて持っていく事にしています。 これはつまり、現地で調達したりお土産なんぞを買ったりすると必然的に帰りの荷物が増えるわけで、着終わった服や下着なんぞの壊れないものはこの布製バッグに詰め込んで、壊れそうなものはハードケースに入れ、それぞれを飛行機に運んでもらえ、というわけです。 こうだらだらと書いてくると、要するになまけもの面倒くさがりの僕としては、結果的にかつてのヨーロッパ貴族やブルジョアのような大名旅行は性に合わないということなのでしょう。 日本でも江戸時代、大名はその参勤交代時にはあらゆる身の回りのもの、トイレまでも運ばせました(つまりこれぞ大名旅行)。大名は藩の大きさ(石高)によって参勤交代の行列の規模が決まっていたし、大名という立場上、無理してでも荷物と供揃えをそろえ格式を保ったわけですね。 じっさいこれが大きな負担となって、財政を脅かすほどにもなっていくわけですが、そのおおもとは戦国時代のなごり、戦陣における他国での移動の用意や用心がありました。(参勤交代自体は、幕府が各大名の財力を費やさせる側面があったわけですが) 旅の荷物とは、日常性や安心感を確保する用心のためのものでもあるわけで、でもあまり用心をしすぎるというのも、どうなのでしょう。 本当に必要な用心とはかけ離れた余計な荷物を、旅先に持ち込んだりはしていないでしょうか。 単に面倒くさがりの僕がこう書いても、あまり説得力はないんだけどね。 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-02-10 13:47
| 海外旅行あれこれ編
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