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当ブログでは、ブログタイトルにあるようにオーランドのウォルトディズニーワールドの話がメインで、それに関連してディズニー社の話題や、またオーランドにあるユニバーサルスタジオなどのテーマパークやリゾートの話などを書いていますが、もう少し広くアメリカをはじめとした世界の他のテーマパークや、時にはテーマパーク以外の僕自身の旅の話などにも時々触れるようにしています。
日本でも80年代のバブル期を端緒として、一時テーマパークブームというか“遊園地ではないテーマパークというもの”への幻想ブームが生まれた時がありまして、要するにあのころの大型開発の格好のネタにされて、やがてすぐに悲しい末路を迎えてしまったパークも生んでしまったわけです。 なにが問題であったかは、まあいろいろとあるとは思うのですが、いちばんの問題は日本ではテーマパークというエンターテインメント・ビジネスが実は本当にはわかっていなかった、というのが実状としてあったのだと思います。 遊園地に比べて遥かに素晴らしく利益を生みそうな金の卵=テーマパーク、といった幻想のもとに、テーマパークを見よう見まねで造ったけれど、結局、ビジネスモデルを自分のものにできなかった。あるいは、これまでジェットコースターなどの遊具を輸入して設置していれば済んだものが、テーマパークというエンターテインメント・ビジネスを造り運営するためのノウハウや創造性をいきなり備えようとしても、無理があった。などなど。 まあ、いつものことながらながーい前置きを書いてしまっているわけですが、今回の本題はテーマパークの本国アメリカでも、パークが売りに出されているという話。 「パラマウント・パーク」といっても、よっぽどのテーマパーク好きかアメリカを良く旅する方ぐらいでなければご存じないかも知れませんが、あの映画のパラマウントをブランド名称にしたテーマパークがあります。 全米でいくつかのパークが展開されていて、主なパークではカリフォルニア州サンタクララの「Paramount's Great America」やヴァージニア州ドズウェルの「Paramount's King's Dominion」などがあり、僕は残念ながら行ったことがないのですが、あらためて写真やサイト情報などで見ても僕のこれまでに知る限りユニバーサルスタジオ式のムービーパークではなく、主体はライドパークと言った方が良いかと思います。 例えばParamount's King's Dominionでは、「HyperSonic XLC」という名の圧搾空気発射式コースターや「Volcano」という宙吊り式のコースター、「Hurler」をはじめとした3つの木製コースター、「Flight of Fear」という屋内コースターなどのスリルライドが揃っており、今年には「The Italian Job Turbo Coaster」というクルマ型のライドでハリウッド・スタントのスリルを味わうコースターが新たに登場するそうです(なんでイタリアン・ジョブなんだろうね)。 パーク内にはパラマウントという名称上、単純なライドパーク以上のいろいろな味付けがされているようですが、日本的なカテゴリー意識でいったら、やっぱり遊園地かアミューズメントパークになっちゃうのでしょうか。 さてパークの身売り話ですが、実はこのパラマウント・パークはあのメディア・グループ「バイアコム」の傘下だったのですね。 バイアコムは全米ネットワークのCBSをはじめ、パラマウント・ピクチャーズ、MTVネットワークスなど、そうそうたるメディア、エンターテインメント企業を抱えていたわけですが、このバイアコムが昨年3月に2つに分割されることが公表されました。分割後は1社が「CBS」となり、もう1社が「バイアコム」の名を引き継ぐということになったということです。 この結果、パラマウントの本家、映画製作のパラマウント・ピクチャーズは新生バイアコムの傘下企業に組み込まれ、そしてテーマパークのパラマウント・パークスはCBSの傘下企業に組み込まれることになりました。 つまり、パラマウント映画とパラマウント・パークが別々の企業グループの傘下企業になってしまったわけです。 先週1月27日付のCNNMoney.comの記事によりますと、CBSは自らのテレビネットワークやラジオ、広告、出版などコンテンツ駆動型のビジネス(content-driven business)とはフィットしないということで、パラマウント・パークのビジネスを売りに出すことにしたということです。 かつて、というか今でも日本の遊園地は鉄道会社が持っていることが多いけど、ディスティネーションや沿線開発のためというのはわかるけど、よっぽどこっちの方がビジネスとしてフィットしないのでは、というのは余談ですが。 まあそんなわけで、パラマウント・パークはパラマウント映画から離れ、CBSから切り離され売りに出されたわけです。 対象となるテーマパーク・ユニットには先にご紹介したパラマウント・パークの他にも、ラスベガスのヒルトンホテル内にある「Star Trek the Experience」も含まれています。これは名前のとおり、パラマウントのドル箱シリーズ「スタートレック」をテーマにした屋内型のエンターテインメント施設ですが、結局これもパラマウントからもCBSからも離れちゃうわけですね。 さて、パラマウント・パークス社をどこが買うとか、買いそうだとかというのはまだわからないのですが、名前は果たして継承されるのでしょうか。 最後に、日本にこのパラマウント・パークを誘致しようとしている動きが以前からあるようなのですが、この話はどうなるのでしょうね。 九州のあるベンチャー企業が福岡県内に土地を確保し、誘致に合意したとかしないとか。(「パラマウント・ムービー・スタジオ・ジャパン(PSJ)」というんだそうです) なんでも「パラマウント映画をテーマとしたアミューズメント施設やホテル、商業施設、教育・制作関連施設等を整備する」(公表されているサイトの原文のまま)なのだそうで、敷地面積154ヘクタール、開発費約996億円、2010年の開業を目指すのだとか。 どうも本国のパラマウント・パークとは様子が違うようだし、でも設計・建設・運営をパラマウント・パークス社と共同で行うということだけど、当の相手がパラマウント映画とは無関係になるし、さらに身売りされちゃうし‥‥‥‥。 どうなんでしょうね。(しかし、九州はテーマパークつくりたがりだなぁ) 《WDW旅行記シリーズ》をお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 もしコメントをいただけるようでしたら、とても励みになります。 人気ブログランキング参加中!!面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2006-02-01 13:07
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