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1999年のオーランド、2日目。
朝の天候と気温はまだ冴えなかったのだけれど、アニマルキングダム(Disney's Animal Kingdom)に行くことにしました。 Animal Kingdomはこの前年の1998年に開園。99年にはオープン当初はまだできていなかった「Asia」ゾーンもできて、僕たちが行ったときには一応、フルオープンとなっていました。 Animal Kingdomはディズニーのテーマパークのなかでは最も広く、約500エーカー(約200ヘクタール)の広さといわれています。 これはMagic Kingdomが(つまり日本のTDLも)約40ヘクタールですから、5倍の広さがあるということになりますね。 この500エーカーのなかで、「Africa」ゾーンのメインアトラクション「Kilimanjaro Safari」が展開される森林やサファリ・エリアだけで、約110エーカー(約44ヘクタール)の広さがあるそうですから、このAfricaゾーンにMagic Kingdomがすっぽりと入ってしまうわけです。 マップを見ると良くわかるのですが、このAnimal Kingdomは典型的な“Hub and Spoke”(ハブ・アンド・スポーク)構造になっています。 “Hub and Spoke”というのは、ディズニーが発明したと言っていいテーマパークの基本的な全体構造のことで、“Hub”は車軸のこと、“Spoke”は自転車の車輪のようにその“Hub”からタイヤに伸びるスポークの意味で、テーマパークの中央にセンターエリア=Hubがあって、そこから周囲にある各ゾーンに“Spoke”が伸びているという構造のことをいいます。 (よく“国際ハブ空港をつくろう”とかいうのは、多くのエアラインがまずそこに到着し、そのハブ空港を経由して他の周辺国や地域の空港に行くという、国際的に中心となる空港のことですね。アメリカでは、各航空会社ごとにダラスだとかシカゴだとかハブ空港を持っています。だからある航空会社を選ぶと、大抵はそのエアラインのハブ空港を経由して目的地に飛ぶことになります。日本の成田は残念ながら国際ハブ空港にはほど遠いですね‥‥‥‥閑話休題) Animal Kingdomでいうと、エントランスプラザ〜入場ゲートから、導入ゾーンである「The Oasis」を抜けて橋を渡ると、“Hub”である「Discovery Island」(99年当時は「Safari Village」)に至ります。ここがパークのセンターになるわけです。 ところで「Discovery Island」という名前は、そう、あの閉園してしまった“Bay Lake”に浮かぶ島「Discovery Island」(オーランド再々1996(その10〜あれこれ話)の「いまはなきディスカバリーアイランド」を読んでみてね)から移って来たんですね。WDWはほっておくと、いつの間にか名前が変わっていたりするので、困ってしまいます。 それで、この“新”Discovery Islandから、橋と道路=“Spoke”が伸びて行き、4つのエリアにいくという構造になっているのです。 そう、基本のかたちはMagic KingdomやTDLと同じですね。また同様に、入場ゲートは1つだけ、ハブ部分にはパーク全体のランドマークとなるシンボル=Magic KingdomやTDLではシンデレラ城、Animal Kingdomでは「The Tree of Life(生命の樹)」を置く、というのも一緒です。 このように20世紀最後にできた新しいテーマパーク、それも“動物”という斬新かつ扱いづらいテーマのパークが、1955年以来のテーマパークの基本形=王道といえる構造を採用しているというのは、大変興味深いことです。 僕たちが初めてAnimal Kingdomに足を踏み入れた日の、The Tree of Lifeをバックにしたこの写真には、冴えない空模様、さらに5月のフロリダなのに気温が低く、気分は短パンでなぜか冴えない長袖トレーナー姿の男(僕ですが‥‥‥それに冴えないトレーナー姿と書いたら、あれは結構、値段が高かったのよ、と奥さんに指摘されてしまいました‥‥以上、補足的に書き加えました)が写っています。ほんとうは初めて行った日がクワッと暑いと、盛り上がるんだけどね。 Animal KingdomのシンボルであるThe Tree of Life(生命の樹)」は、高さが145フィート(約44メートル)もあり、アフリカのバオバブの樹にインスパイアされ、さらに巨大化したような樹。 この樹はもちろん作り物なんだけど(中身は鉄骨)、その幹の表面には、ほ乳類、鳥、は虫類、両生類、昆虫と、地球上のさまざまな325種類もの動物たちが造形されているということです。こういう大胆かつ細かい造形的細工が、実にディズニーパークらしい。 ちなみにほかにも数字的なことでいうと、Animal Kingdomには430万本もの植物が植えられ(すごい数です。日本で動物園やパークを造りたい方は参考にして下さいね)、およそ250種類、1700匹以上の動物たちがいるということです。 あと、このパークの特徴的なことを書くと、パーク・アワー(開園時間)が朝早く、夜も閉まるのが早いということがあります。 僕たちが行ったこの99年の5月では、朝8時から夜7時となっていました。(当時のガイドがあったから、僕の曖昧な記憶ではなく、正しい時間) いま現在、2005年の8月は朝9時から夕方5時、初旬でも朝9時から夕方6時(朝もそれほど早くないゾ)。パーク・アワーは8時間とたいへん短いです。 おそらく、動物たちのケアのことがあるのでしょうね。たいていの動物は夜行性ですから、ストレスなく活動させたいということなのでしょうか。(近年よくある動物園系パークのナイトサファリとかは、動物たちのストレスはどうなのでしょう) 今回は、旅行記というよりお勉強コーナーみたいになってしまいました。(いつも、よく話が脱線するけどね) 最後まで読んで下さった方、ご苦労様です。話は長いわりに一向に進みません。ですから、次回もアニマルキングダムで続く、です。 (つづく) このブログは連載形式で書かれています。はじめからや旅行記ごとにお読みになりたい方は、メニュー内の『旅行記コンテンツ(目次)』からか、ここから「目次」のページに行くと、各ページごとにお読みいただけます。 メールでのお便りは、oldwdwfan@excite.co.jpまで。 人気ブログランキング参加中!!もし、面白く読んでいただけましたら人気blogランキングへワンクリックお願いします。
by oldwdwfan
| 2005-08-26 13:50
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